
・テレビ発言
【放送日時】
2016/03/24
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
ごきげんよう
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
村上健志(35・フルーツポンチ)、小堺一機(60)、桐山漣(31)
【発言内容】
(放送開始から13分後)
村上「『ロマンチックな話』ですよね。だから、モテてこない奴の方が実はロマンチックで。やっぱ恋愛に対してリアリティがなかったんで。ずっとモテてこなかった、20歳まで彼女がいなかったんですけど、初めて彼女ができたんですよ」
小堺「20歳で?うん」
村上「バイト先で。同じバイト先の一つ年上の女性と付き合うことになったんですね」
小堺「いいじゃないですか」
村上「で、そこ一応居酒屋だったんですけど、バイト内恋愛って結構禁止じゃないですか、表立っては」
中略
村上「でも付き合い始めて、人生で初めて付き合ったんで、要は、みんな憧れてたわけなんですよ。学校の中でクラスの中で手繋いで同級生と帰るとか。そういう同じこの環境の中に恋人がいるってことに。初めてバイト内にいるわけじゃないですか。だからバイト内にバレちゃいけないんだけど、好きって気持ちをすごく出したいんですよ。でも表立って好きとか言うわけにはいかないから」
小堺「いかないね」
村上「だから考えたことがあって。僕、居酒屋だったらドリンク、お酒を作る場所にいたんですね。ポジションにいて。で、その彼女はそのドリンクとかをお客さんに運ぶ役。で、彼女がバーって来るわけですよ。僕のカウンター越しにドリンク作ってるカウンター越しにみんなに気づかれないように口パクで『好き(小声で)』」
観客から悲鳴が
小堺「彼女が?」
村上「お互いに」
小堺「お互いに?」
村上「『好き…好き…』」
小堺「すみません、気分が悪くなった方いませんか?…うん、嬉しいよな?」
村上「嬉しい、もう」
小堺「誰も知らない。みんな気がついてない、俺たちだけだぜ」
村上「二人だけの秘密。『好き…好き…』」
小堺「いいね、いいね」
村上「あれがね、できた時は嬉しかったですね!バイトの送別会とかある時、まだバイト仲間も知らない時、集合写真撮る時に、みんなに隠れてみんなの背中でちょっとだけ指こうやって繋いだりとか」
小堺「みんなに見えないようにして?」
村上「えーえー」
小堺「どうですか?そういう話は?」
桐山「いや、楽しそう」
村上「あーなんかすごい…あー、ありがとうございます。すごい先輩に…」
桐山「いや、楽しそうっす」
小堺「でも『秘密』っていうのは一つ調味料になるんだよね?」
村上「そうなんですよね。燃え上がる」
桐山「燃えますよね」
小堺「燃えるんだよね。そんな引き裂かれるわけじゃないけど、黙ってるんだ、みんなには。それはどのぐらい続いたの?20歳から」
村上「もう2年ぐらい…1年半、2年ぐらいは続きましたね」
小堺「お別れしちゃったの?結局でもさよならしてしまったんだ?」
村上「そうですね」
小堺「それは環境が変わったり、バイトが終わったりとか?自分がこの世界行こうと決めたからとか?」
村上「やっぱりお笑いの養成所にその大学を卒業してから入るんですけど、その時に養成所で…今思えば全然なんですよ、養成所なんて学生ですから。そんなに大変でもないんですけど、その時は夢…『俺はお笑い芸人になるんだぞ!』っていう、だから暇な日でも『会えない。俺ネタ書くから』みたいな、あえてみたいな」
小堺「ちょっと自分を律してみたのね?」
村上「鼓舞したいから。そんなことを言ってたら、ある日彼女に『お笑いに健ちゃんをとられちゃったよ』って言って。その後はお笑いと付き合いました」
小堺「この部分、カットしてください」
村上「別にいいでしょ、カットしないでください」
小堺「若い時はね、そういう自分を『いけないんだ!俺はもうお笑いだ!』って。でも彼女も素敵なこと言うね。『何よ!』じゃなくて『お笑いにとられちゃった』ドラマのセリフみたいじゃない。できすぎてるから嘘でしょ!」
村上「これは本当です」
(放送開始から17分後まで)