
【放送日時】
2016/04/04
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!!2時間スペシャル
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
若林正恭(オードリー、37)、吉村崇(平成ノブシコブシ、35)、澤部佑(ハライチ、29)、川島章良(はんにゃ、34)、金田哲(はんにゃ、30)、榊原郁恵(56)、関根勤(62)、堀ちえみ(49)
【発言内容】
(放送開始から1時間57分後)
金田「お互いの事を考えず、ていう状況が続くんですけれども、まあ先ほどもオープニングで言ってましたけど、ある出来事が僕らに起きるんですね」
金田「ま、それがですね、おととしの2014年に起こった事件なんですけれども、ま、これはね今までテレビでは絶対言ってないですし、ま、言ったら、本当に言わずに一生いこうと」
川島「公表しないでおこうと思ったんですよね」
金田「決めたんですが、僕ら振り返る上でちょっとお話させていただこうかなという事で、ずっと隠していこうと思った事が続いてのページにあります。こちらでございます」
榊原「怖い」
澤部「ええ?」
吉村「ええ?」
金田「2014年11月4日、川島に腎臓がん発覚」
若林「ええ?」
川島「そうなんですけれども」
金田「あの、川島君は32歳にして腎臓がんが見つかったということで、こっから川島君が主に喋っていくんですけれども」
澤部「ええ!?」
川島「はい、一応健康診断を受けまして、そうしましたら『両親とマネージャーを呼んでください』と先生から言われまして、どういうことかなと思ったら『腎臓がんが見つかりました』ということを言われまして」
川島「えっ?と思って、腎臓がんって何だと思って。その『ガンです』って言われた時に、え?おれが?っていうのと、ちょっとまだ早くない?っていうか」
金田「32歳ですから」
川島「32歳だったんで。で、すごく自分もパニックになって、その理由があるんですね」
川島「それがですね、当時付き合ってた彼女がですね、こういう状態だったんですね。次のページをめくってください」
関根「ええ~!」
川島「付き合っていた彼女が妊娠していたんですね」
関根「じゃもう結婚も視野に入れてたわけだよね?」
川島「あっもうそうです。妊娠4ヶ月だったんで、もう『籍をいつ入れようか』とか『いい夫婦の日にしようか』とか、いろいろ考えてた矢先に見つかって、結婚する前なんで、体をキレイにみておこうという事で、健康診断を受けたんですよね」
榊原「ああ~」
関根「よかったねじゃあ」
堀「ああ~ほんと~」
川島「そしてですね。母親にも一応告げたところですね、ウチの母親もすごいショックを受けまして」
榊原「そりゃそうだわ」
川島「母親はやっぱ『自分が代わってあげたい』という」
堀「そうだと思う、うん」
川島「即言ってくれましたね」
川島「そして、相方金田にも言わなきゃいけないという事だったので、劇場で、もう皆がいない所で」
榊原「えっ劇場で?」
川島「はい。見計らって金田にちょっといいかなっていうので、金田に告げたんですね」
金田「そうですね。だからその時は先ほど言いましたように、冷めきった状態ですから。でも噂では彼女が出来た、で良い感じだと聞いてたので、まあ結婚だろうなと思ったら、まさかのその事件だったので」
金田「それはもう僕は、その時は正直・・・まずもちろん何も考えられなくなりまして、で、どうしたらいいんだろうっていうのでホントに頭を抱えて。そこでホントにただただなんか戸惑ってしまって、何も川島にも言ってあげられない」
金田「で、その後仕事だったけど、また別々になってしまったんですね。その時は、聞いた時はそんな感じで、はい」
川島「僕もその、自分ががんだってこと発覚した時に、もう全く心配かけたくなかったんですよ。で、金田にも心配かけたくなかったんで、仕事も出来るだけ全部やってから、正月休みを利用して手術受けて、世間にも言わずに全部いこうと思ってたんですよ」
川島「なんで、その先輩芸人さん、吉村さんも勿論知らないですし、皆にも言ってなかったんですよ。で、まさか自分ががんになると思ってなかったので、その為に病気の準備を一切してなかったんですね」
川島「なんで、僕が皆さんに強く言いたい事がね、次のページなんですよ。こちらでございます」
川島「病気は誰にも予想できない。前もって準備をしておくべきなんですね」
澤部「そうだよね」
堀「こわいですよね、ほんとに」
川島「どんな人にも病気のリスクはあるんですよね。皆さんにもがんになる可能性はあるんです、絶対」
関根「それはあるね」
川島「ちょっと隣のデータを見ていただきたいんですけれども、2014年度に死亡した人のうちがんが原因で死亡する人の割合がですね、なんと4人に1人なんですね。そしてさらにですね、年間に37万人もの人ががんで亡くなってると」
川島「こちらはですね、年齢別のがん発症率のグラフになりますけれども、50代のあたりからですね、急激にがんの発症する割合が高くなっています」
関根「しかも男がすごいね」
川島「そうなんです。男の方がすごい上がってるんですよね」
川島「生涯で2人に1人はがんになってしまうという、データがあるんですよね」
川島「なんで、病気に対する準備というのは絶対しといて損じゃないんですよね」
川島「で、僕もずっと公表するつもりはなかったんで、言ったら正直この芸人として笑ってくれるのかとかそういう事も考えたりとか」
川島「ぶっちゃけて言ったことによってお前がんだろって思われるのも嫌だったんですよ。なんかもう全ての目が。すごいこわいというか」
川島「言わないでいこうと思ったんですけど、今回この話を頂いた時に、何を僕が一番しくじったかっていうのがありまして、それが次のページなんですけれども」
川島「こちらです。保険に入っていなかったんですよ。これがねホントにダメなんですよね」
吉村「うそだよ」
堀「入れないでしょ?保険」
川島「そうです。一回僕の場合だと、なってしまうと、一応僕の場合ですと、5年間入れないんですよね」
榊原「そうなのか」
川島「そしてですね、年内の仕事をやり終えた僕は、次のページですね、めくって下さい」
川島「がん摘出手術のため入院しました。まこちらが当時の写真ですけれども」
澤部「そうなんだ」
(放送開始から2時間2分後)