
【放送日時】
2016/4/2
【TV局】
毎日放送
(TBSテレビ系)
【番組】
サワコの朝
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
山瀬まみ(46)
阿川佐和子(62)
【発言内容】
(放送開始から16分後)
山瀬が初めてバラエティ番組『テレビ探偵団』(TBSテレビ系)に出るきっかけとなるエピソードを語る。
山瀬「あの番組を決めていただいたのが
私が『第10回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリなんですけど。
『第11回 ホリプロタレントスカウトキャラバン グランプリ』」
阿川「次の年のね」
山瀬「次の年。その時、私が前年度のプレゼンターとして、その優勝した子にお花を渡す、たすきを掛けるみたいな。
それで、呼ばれて行ってたんです。
そこで、その優勝した子を見たら・・・。
なんか『私の人生終わったな』って急に思って。第10回で優勝して"この1年は私の為に 会社が一生懸命頑張ってくれる1年"っていうのは約束されてたけど。
『それをお主に取られるのか』と思ったら、なんか私もう・・・。
歌も売れてないし、会社の力も無くなるのねってちょっと思ったんですよ」
阿川「全部の関心が、この子のほうに移っちゃうのねと」
山瀬「そう!そうなんですよ」
阿川「まみちゃん『捨てられた』となっちゃうのね」
山瀬「そう。そういう事になるんだなって急に思って」
阿川「舞台の上で?」
山瀬「舞台の上で。もうそしたら・・・。悲しくなっちゃって。
グランプリ獲った子は、別にあっけらかんとしてんのに、隣で号泣したんですよ。
『コイツに取られる』と思ったら・・・。もう泣いて泣いて」
阿川「悔し涙だったの」
山瀬「悔しいし、本当にもう途方に暮れるというか。
『私の明日からどうすればいいんです?』っていうみたいな感じの気持ちで」
阿川「周りみんなビックリしたでしょう」
山瀬「ビックリしてたし、失笑が漏れてましたし。
司会の人とかも、なんか『さぁ、どうしたんでしょうか』みたいな。
きっと意味わかんなかったと思うんですけど。
その会場に『テレビ探偵団』をその後に作るプロデューサーさんが見に来てて。
『あそこで泣いてるアイツは何なんだ?』というので、その場でホリプロに連絡して、次の番組にって言ってくれたんです」
阿川「何にも どういう性格だとか、何をしてるか知らないとか分からずに」
山瀬「そう」
阿川「これは面白いと思ったのかしら?」
山瀬「『何だアレ?』って思ったんだって言ってました」
アイドル歌手を目指していた山瀬が、"捨てられた"のかと思った、涙の叫びがバラドルの道の最初の一步となったのだ。
(放送開始から19分後まで)