
【放送日時】
2016/04/18
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
橋下×羽鳥の新番組(仮)
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
橋下徹(46)、羽鳥慎一(44)、みのもんた(71)、尾木直樹(69)
【発言内容】
(放送開始から27分後)
みのもんたは「息子の事件」で辞めるべきだったか?の論争について、みのもんたの主張は「週刊誌が俺に関係のない事まで記事にするのはオカしい」
みの「じゃあ論争してくれよと。どこまでが(親の)責任でどこまでがあれなのかと。親の責任、子供の責任とかね。それからそれが事実なのか事実じゃないのか判明もしてないのにね、はっきりしろよと」
羽鳥「それは『論争してくれよ』っていうのは言えなかったんですか?もっと」
みの「言えなかったんじゃなくて、言う場がなかった」
みの「もうなし崩しにダーッと来ちゃったから」
羽鳥「言われる場はあるのに言う場はないんですね」
みの「ないですね」
みの「特に僕の場合は夏休みとってる期間だったから。離れてる時だから」
みの「だから手の打ちようが無かったし、あの場合、せがれが財布を拾った拾わない、キャッシュカード自分のじゃないかと思って探して探して無い」
みの「それから端を発して本当にお前今やったカードはお前のじゃないのかって。いやー、落ちてたんで僕は探してたんですよ、本当に財布を落としたのか落とさないのか、ってそこにこの財布はお前のかって届けてくれたって言う」
みの「ああじゃあ本当に財布を探してたんだなって返された。それから1週間後ですから」
みの「『お前の親父の名前はみのもんたか?』って聞かれて、『そうです』って。その場から勾留ですよ。だからやっぱり不自然なものは感じましたよね」
羽鳥「それはみのさんがお父さんじゃなかったら、そうなんなかったってことですか?」
みの「僕はそう思いました。僕が有名人でもなけりゃ『みのもんた』でもなくて普通のアレだったら、まあ先生方何人かに相談しましたら、『これはその場で帰されておしまいだね』と。うん」
みの「確かに落としたのは事実だし、拾ったのも事実。で自分のカードじゃないってのも事実。だから、そういう疑惑の中で1週間経ってから帰されてね、普通に勤務してて。また呼び出し受けてってのは、これは法律の問題ですから」
みの「まあ先生に相談してやってたら『おかしい』と。まあ番組に復帰しませんでしたから僕はもう」
尾木「あっ、もうそのままお休みになっちゃったんだ」
みの「はい。そのまま僕はもう申し訳ないけどって」
羽鳥「橋下さんいかかですか?あの時はすごく問題になって、その、ね。お子さんの件でそこまで親が責任をとるのか。どこまでとるべきなんだっていう問題にも議論にもなりましたけど、橋下さんいかがですか?」
橋下「いや僕はだから、週刊誌が書くこと自体はある意味これは報道の自由の中で仕方がないのかなと思うんですが、みのさんが責任を負う問題ではないですよ」
橋下「ただ、やっぱそこは僕らが簡単に言える話ではなくてね、あのみのさんが苦渋のその決断でああいう対応をとられたと思うんですけれども」
橋下「それはやっぱり自分の子供が成人になってですよ、その人を殺めたっていう事で取り返しのつかない事をやった場合には、これはね、僕は親が行って責任を負うってのがそれは当然だとは思うんですけれども」
橋下「そうじゃないいろんな人生、失敗することもあるだろうし、それで全部を親がねあらゆる責任を負うなんてことはあり得ないです。そんなこと言い出したら親できませんよ」
橋下「うち7人いるじゃないですか。こうなったらリスク7倍ですからそんなね。あのちゃんと育ててるつもりだけれども、それは人間なんで何かあるかもわからないわけでね」
橋下「あのそこは親としていろんな謝罪とかそういう事はしますけれども、でも責任とって仕事を辞めるとかなんとかってのはそれは違うんじゃないのってのは世間にも言いたいですけどね」
羽鳥「みのさんはどこまで親の責任だと思います?」
みの「僕はね、(親の責任は)全くないと思ってますから」
羽鳥「全くない」
みの「今も」
みの「はい。もうだって独立して離れて生活して、向こうはもう社会人であり家庭人であり子供もいる。独立してるわけですからね。親の責任どうのこうの」
みの「だからある女性評論家の方からお手紙頂いてね、つっぱんなさいよと。みのさん、訴えなさいよと。言われたけど、もうそれも(訴えるのも)バカバカしかったね、うん」
みの「毎週毎週、例えば文春(週刊文春)なら文春が売り切れた、売り切れたって3週続けて売り切れたとか聞くとね、良かったねって言わざるを得なくなっちゃうんだよね」
橋下「達観しすぎですよ、それは」
(放送開始から31分まで)