
【放送日時】
2015/11/8
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
誰だって波瀾爆笑
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
M 米良美一(44)、H 堀尾正明(60)
【発言内容】
(放送開始から18分後)
この日のゲストは2014年12月に、くも膜下出血で倒れ緊急入院。273日の闘病生活を経て、この秋に奇跡的に復活した歌手の米良美一。
2014年12月8日、米良は自宅で部屋着姿のまま、意識混濁の状態で倒れていた。マネージャーは直ぐに救急車を呼び、近くの病院へ搬送され、米良は緊急手術を受ける。そこで医師から「くも膜下出血」と診断。更に「水頭症」が米良のさらなる悲劇となる。
生まれつき、先天性骨形成不全症の持病がある米良の姿に心を痛め続けてきた母親の京子さんは「息子には生きていてほしい」という願いがあり、米良は水頭症の手術を受けることを決意。手術は成功した。
VTRでは、マネージャーが撮影した米良のリハビリ中の映像が公開。当時、会話は出来るが記憶があいまいだったという。
リハビリ中に「もう1度ステージで歌いたい」という願望を持ち、2015年3月より自宅で療養生活。ソプラノ歌手の緑川まりさんと共に、歌のリハビリに励む。
堀尾アナとのスタジオトークでは、記憶がない間も普通に会話していたこと、意識不明の間は全く夢を見なかったと話す。
発言内容は米良がプロの歌手として歌えない辛さを語るところより。
堀尾アナ「コンサートなども全部ブッキングされていたわけじゃないですか。それどうなったかって凄い心配になったでしょう。プロ意識に戻った時には」
米良「そうですね。やっぱりまずそれですよね。お客様がチケット買って、待ってて来て下さる予定にしている方々の気持ちですとか、私のこと主催して下さってる思いで待ってる方々・・・。
そういう皆さんが『ガクッ』ってなられてるんじゃないかと思うと、居ても立ってもいられないんですけれども、動けない」
堀尾アナ「声も出せるかどうかもわからないし、元通りのように歌えるかどうかもわからないって不安もあったでしょう」
米良「そうですね。それは保証が持てないですからね」
堀尾アナはVTRで米良がリハビリ中に「ふるさと」を熱唱したことについて「綺麗に歌われてた」とコメント。しかし、米良は長く歌ってないと喉が『休む』状態になると主張。
呼吸の不都合については、ちょっとでも歌う為に息を吸うと、グラグラするのは水頭症の影響かもしれないと思い、病院の先生に処置してもらったという。
堀尾アナ「街歩いてても、陽の輝きとかね、緑の匂いとか全く違うでしょ?」
米良「違います」
堀尾アナ「生きてるっていうふうに。性格変わりました?」
米良「性格 すごく良くなったと思います」
堀尾アナ「前、悪かったんですか?」
米良「正直、悪い所いっぱいありましたね。言葉が似合わないけど『オレ様』みたいな所はあったし」
堀尾アナ「それは良い意味でのプライドがあったわけですけどね」
米良「じゃ今、全然自信無くなってとか、自分なんて・・・って気持ちなのかというとそうではなくて。
私が、自分でどうこうしようと思わなくても、この経験で良い感じで微妙に良いバランスになってた。ありがたいなと思います」
くも膜下出血の重症度は5段階の4だった米良。その奇跡に周囲の人から「よく助かったよね」との声が寄せられた。
しかし米良は、お医者さんが「もののけの頭 切って 上手に処理出来なかった『祟り神』になっちゃったら困る」と推測する一コマを見せた。
(放送開始から22分後まで)