
・テレビ発言
【放送日時】
2015/12/2
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
マツコ有吉の怒り新党
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
マツコ・デラックス(43)、有吉弘行(41)、夏目三久(31)
【発言内容】
(放送開始から3分後)
見知らぬ子供に『デブ』などとからかわれ、親がその子供を厳しく注意するということがあった投稿者。どのようなリアクションを取ればよかったのか、との質問が。
有吉「もう対応はマツコさんしかわからない」
マツコ「いやもうね、それはしょうがない」
有吉「しょうがない?」
マツコ「お母さんだって悪くはないし、『ダメでしょ!』だけじゃ聞かないから、もう。何がダメなのかを言わざるを得ないわけじゃない。そんなのいっぱいありますよ、私。地下鉄で私いきなり腹揉まれたことあるからね、子供に。ムギュムギュ」
有吉「悪質な痴漢に近いよね」
マツコ「本当に。あんまり言うようだったら、『デブにデブって言ってもらちが明かないんだよ』って。おデブちゃんって言い方まだ可愛らしいよ。多分なんか着ぐるみみたいの、見つけた感覚で言ったんじゃないの?ひっどい子供もいるからね」
有吉「ひどい?」
マツコ「ひどい子供いるよ、たまに」
有吉「なんて言うんだ?」
マツコ「なんかね、小声で言ってくる子供とかいるよ。例えば電車でこうやって立ってたりすると、ここ(すぐ横)に子供がいてさ、お母さんは向こうね。お母さんに聞こえないぐらいの声で『デブ、デブ』って言ってくる子いるよ」
有吉「そうだよね。お母さんのほうが怖いからね、その子はね」
マツコ「そうなのよ。だからずっと見てるわよ。私こうやってずーっと。そうするとやむわよ」
有吉「あんま悪意があるわけでもないからね」
マツコ「これしょうがない。嫌だったら痩せるしかないの」
有吉「そうだね、そうか、そうか」
マツコ「痩せるのが無理だったら、デブって言われても活きていける強靭な精神を身につけるしかないのよ。でもその人、『デブ』って言われたことが嫌なんじゃないもんね?そのお母さんの言葉が・・」
有吉「ああ」
マツコ「あれはね、でもまあ、太ってて偉そうに言うのはなんだけど、ちょっともう子供が『デブ』って口走っちゃった時の親御さんの対応っていうのは考えてほしいわね。私、一回事細かに説明されたことがあるからね、親に。『いい?』って、子供に向かってね。『いい?太ってる人に太ってるって言っちゃダメなの』っていう。まあ、しつけとしては正しいのかもしれないけど、それをね、本人の目の前で言うっていうのはね、どんなデリカシーのないババアだっていうね」
夏目「マツコさん、どんな顔して聞いてたんですか?それ」
マツコ「そんなとこで、あんた、起こったってしょうがないから、もう『すみません』って逆にこっちが謝るしか・・『すみません』って言うしかなくなってくるじゃない」
有吉「『太ってないでしょ!』って言われるのも嫌んでしょ?『太ってないじゃない!』って」
マツコ「いやいや。多分もう本当に、私、大げんかする!電車の中だろうが、なんだろうが。ババアと大げんかしてるわ、それ言われたら。さすがにそれは今までなかったな」
有吉「ああ、そうか」
マツコ「うん。なんて止めてあげればいいんだろう?うーん・・『人様に大声出しちゃダメ』とか言えばいいのかね?」
有吉「それかもう、子供バッと連れてもうどこか、どこか遠く行ってね、『デブにデブって言っちゃダメ!』」
マツコ「そのね、連れ去りもショックなのよ」
有吉「そうか、そうか」
マツコ「連れ去りは何度かあるのよ。もうこっち見ながら『デブ』って言ってる子供を強引にこうやって(連れ去る)。あれはあれでね、なかなかのショックを受けるのよ。まあでもしょうがない。太ってるのがいけないの」
有吉「そう言わないでよ」
(放送開始から6分後まで)