
・テレビ発言
【放送日時】
2015/11/30
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
波田陽区(40)若林 正恭(37)、吉村崇(35)、関根勤(62)、あき竹城(68)、澤部佑(29)
【発言内容】
(放送開始から31分後)
今まで虚勢をはった発言を繰り返してきたことについて。
波田「ちなみに僕の発言、裏を返せばこのような思いが込められています。
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舐められたくないんです、やっぱり。やっぱそこなんです、僕。僕も一人の人間なんです。だけど街を歩けばやっぱりみんなが小馬鹿にしてきます。そしてこうやって授業してても、みなさん笑っててもやっぱり小馬鹿にしてんじゃないかって思われながらやってるんですね。常に恐怖と戦ってるわけです。
で、こう仕事がない、何もできないという現状に背を向けて、なんかこう虚勢をはってですね、自分でこう舐められたくないアピールをしてるんでしょうね」
若林「でも不思議なのがやらしい話、打ち合わせなんかいじってもらっちゃったほうが、やりやすくない?」
吉村「やりやすいです。そっちの方が楽というか」
若林「そうじゃないですか?」
波田「いや。それはみなさん、やっぱり普段売れてるからだと思います。やっぱり一発屋の業界にいると、常にそう虐げられてきてもうツライんです。あまりにもいじられるのが」
若林「ツライのはそうですよね」
波田「スタッフさんと真剣に話してるのに、なんかいじられると思って、つい言っちゃうんです」
関根「はるんだ、こう自分で。壁をはっちゃうんだ」
波田「そうです、怖いんです」
若林「いじられるの怖いですか?」
波田「怖いんです」
あき「でも芸人さんなんだから怖いなんて言っちゃダメよ!そこを乗り越えていかなきゃ!」
若林「なんで劇画タッチになるんだろうな、度々」
波田「ありがとうございます」
関根「だいぶ傷が膿んできて。全部出したほうがいいよ、今日膿を」
若林「そうですね」
波田「いじられてナンボですよね」
若林「愛されてるってことですからね」
吉村「愛だから、いじられは。いじめとは違う」
若林「受け身さえうまくとっちゃえば楽じゃないですか、やらしい話」
波田「その受け身というのを私、人生でとったことがないんですよ。だからその(受け身の)取り方がわからないんですね」
吉村「負け顔とか、『ちょっとやめてくださいよー』みたいな感じだけでいいんですって」
波田「それを今、愛だと気づきました」
関根「小学校時代とか、いじめられてた?」
波田「いえ。小学校時代はどちらかと言うと、あのー、まあ、リ、リーダーというか・・」
吉村「うそつけ!また虚勢はってるだろう!」
澤部「ほんとはいじめられてたよね」
吉村「虚勢はるんじゃないよ!」
若林「吉村くん、ゆっくりやろうよ」
吉村「ちょっと待って。この顔でリーダーはないんだから!」
若林「ゆっくりやろう。ゆっくりやろう。波田さん、波田さん、本当のとこはどうなんですか?」
吉村「本当のこと言えよ!」
波田「いじめられてました」
吉村「それそれ!それが可愛いんじゃないのよ。ねえ?それが可愛いの」
関根「そういうのがあるんで、やっぱり虚勢を。いじめられたくないみたいなのがあるんだ、ガードをしちゃうんだ」
波田「もしかしたらそうかもしれないですね。知らず知らずのうちにそうなってたのかもしれないです」
吉村「もっと信用してよ、こっち側をってことですよ」
波田「いやー、そうですね。だから今日打ち合わせの時にスタッフさんが『みんなほんと優しい方ですから、波田さん身を委ねてください』って言われても、『どうせ小馬鹿にしてんだろう』・・」
あき「してない!っての」
波田「って思ってたんです。だけどこれ、今瞬間にみんなが一つの番組を作る愛をくれてたんだって今やっと気付きました」
関根「いいねえ。今日変われるよ」
波田「ありがとうございます。はい」
若林「リアルタイムで治っていく授業初めて。大体治ってから来ますもんね」
澤部「テレビで公開治療」
波田「愛ですね」
若林「愛ですよ」
波田「もう、愛ってこんなに素敵なんですね。なんか今まで心の中になかった感情が今生まれつつあります。素直に聞いたらこんなに素晴らしいもんなんですね」
(放送開始から35分後まで)