
・テレビ発言
【放送日時】
2016/01/14
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
アウト×デラックス
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
矢部浩之(44)、亀田興毅(29)、マツコ・デラックス(43)、山里亮太(38)
【発言内容】
(放送開始から2分後)
出演者から、亀田は礼儀正しくいい人だとの暴露があった。
矢部「今、自然?」
亀田「今これが一番普通なんですよ」
マツコ「もうもう、疲れちゃったの?その、不自然な状態でいるのが」
亀田「今までの亀田興毅も、亀田興毅ですよ」
矢部「せやな」
亀田「元々自分めちゃめちゃ人見知りやったんですよね。ずーっとオヤジの横におって親戚の家行っても『ありがとう』の一つも言われへんくらい人見知りやったんです」
矢部「へー」
亀田「ほんで、デビューする時に、『自分の殻を破らなあかん。初めが肝心、ここで今まで通りやったらお前は人間変わられへんで』って(父に)言われて。ほんで、パフォーマンス…記者会見で、一番初め1ラウンドでKOする、でジャンプを破る。ジャンプっていう雑誌をね」
矢部「雑誌な。破ってた」
2003年12月、プロボクサーデビュー戦記者会見のVTRが流れる。
豪快にジャンプを破り捨て、『次の試合、30秒以内に絶対倒す』との発言
亀田「(パフォーマンスをするにあたり)いっぱい考えてたんですよ」
山里「考えてたってやめて!考えてたって言わないで!」
亀田「だからあの…『ジャンプ』とか『チャンピオン』、『マガジン』っていうのは、結構破りやすいんですよ」
山里「ちょっと待ってよ…」
亀田「『タウンページ』とか『ハローページ』とかあるじゃないですか。『ハローページ』薄いのに結構あれ破りにくいんですよ」
マツコ「ちょっと確かめたわけだ」
亀田「いろいろやるんですよ、ほんなら…」
山里「やめて!」
亀田「一番いいやつを探して。失敗したらアカンから、一発目やってことで、失敗したらアカンぞって。家で何回も練習して。『よし、これ行こう!』みたいな」
山里「あれ、練習してたなんてやめてよ」
亀田「練習はするでしょ、やっぱり。記者会見の1日前とか、緊張して寝られへんかったんですよ」
中略
亀田「普通にただ『頑張ります、いい試合をします』やったら新聞(に載る記事の量)はこんなけやと。ちょっとでも何かやったら大きくなる。それで、『それでこそ興毅、プロやぞ』っていうのを親父に言われて」
矢部「演出やな、だからな」
亀田「多少はそういうのも必要やと、プロでやっていくのやったら。って言われて」
マツコ「まだ始まってこんな間もないのに、こんなに全部話しちゃっていいの?」
亀田「いいですか?続けてもいいですか?すいません、ちょっと熱く喋ってしまって。でもそこで(ジャンプ破りが)できて、新聞見て大きく取り上げられたんですよね。その瞬間になんかこう、自信になったっていうか、自分がやったことが形となって出来たってなった瞬間に、『プロボクサー亀田興毅』が誕生したんですよ。でもそれから亀田興毅というものに、成りきったっていうかなったんですよね、ずっと。だからそれに対してバッシングされても何されても、文句言われても別に気にならないんですよ。それは、それはあくまでも…」
マツコ「別の何かが言われてるって感じなんだ?」
亀田「そうそう、プロじゃないですか。テレビ観てもらって、試合も会場にお金払って来てくれてるっていう一つの商品じゃないですか。プロとしてやってるからね。でも今もう引退したじゃないですか。これからはそんな嫌われたくないですよね。これからはなんか…」
矢部「正直やな」
マツコ「ボクサーとしてじゃない自分で、これから生きていく上で、そこはちゃんと理解してて欲しいと思ったわけだ?これから会う人達に」
亀田「そうですね。元世界チャンピオンっていうのはチャンピオンとしてもいいと思うんですよ。これからなんて言うのか…自由に生きたいんですよ」
山里「そんな縛られて無理やり噛みつく人をやってたってこと?」
亀田「何か自由なんが、めっちゃ楽なんですよ」
(放送開始から6分後まで)