
・テレビ発言
【放送日時】
2016/02/14
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
おしゃれイズム
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
T 高畑淳子(61)U 上田晋也(45)、F 藤木直人(43)、T 高畑裕太(22)、M 森泉(33)
【発言内容】
(放送開始から8分後)
同居している高畑親子が自宅での過ごした様子を撮影したVTRが流れる
淳子「(裕太は)変わってるでしょ?」
上田「いや、お母さんもね?」
淳子「私も?」
上田「ええ、ええ。まあ多分これを観た人十人が十人もれなく『バカ親子』って言いますよ」
藤木「親子だなって思いますけどね」
淳子「本当ですか?」
上田「でも、仲良さそうな微笑ましい親子だなっていう感じの…」
淳子「普通のおうちだと思ってるんですけどね」
上田「いやいややっぱね、高畑さんも普段から明るいなっていう感じですし。裕太君もそれ譲りなんですよ、お母さんのDNAって言いますか…」
淳子「そうですかね、変わった子だな…なんであんな格好でお風呂入るんですかね…」
(VTR中、服の上にサウナスーツのようなビニールでできたビニールスーツを3枚重ねで着て、頭には目出し帽をかぶり、入浴していた)
上田「確かにね、あれはかなり違和感ありましたけども。お母さん、あんなにいつもお料理いっぱい作ってくれるの?」
裕太「多いんですよ、料理が」
上田「ね?すごい」
裕太「めちゃめちゃ多くて」
上田「お母さんもお仕事大変なのに、あんなお料理いっぱい…」
淳子「生野菜のサラダとスープと…お野菜やっぱり食べさせたいので。小さい頃本当に弱かったんですね」
上田「体がですか?」
淳子「はい。喘息とかアトピーとかがあったので。小麦粉アレルギーとかたまご、青身魚…今は全部もう治ったんです」
上田「それはよかったですね」
淳子「その頃からやっぱり気をつけるようになったんですかね。果物とお野菜」
上田「いやそらもう、お母さんには感謝しないと。君だって相当お母さんに迷惑かけてるよ。ね?小さい頃からね、いろんな体も弱かったんだから」
淳子「上田さん、よく言ってくださいました」
上田「いや、それは思いますよ」
淳子「ありがとうございます」
上田「でもなかなかね、親子ってあんなにコミュニケーションとらないっすよ。これぐらいの若者の男の子は」
淳子「たまたま同業になって…」
裕太「お互い芝居やってるから、芝居やってない時が本当に殺し合いみたいな感じでしたけど」
上田「あっそう」
藤木「結局よかったんだ」
裕太「よかったです、よかったです、共通の話題ができたから。だから一番話せる友達みたいな感じでもあるし」
上田「だからお母さんが一番の友達っていうような、分かち合える人」
淳子「やっぱりお芝居はこれから未開発ですから恥ずかしいことは何もないのよと、家で準備ができることがあればお互いやろうと。私も相談に乗ります…乗ってもらいますし、私達の仕事は恥ずかしいことは何もない。ただ板の上に乗った時に何かしら役者として体感できなかったり、体現できなかったらそれが恥ずかしいことで、あとはなんにも恥ずかしいこと、捕まるようなことはしていないと。いうような私たちのなんて言うんですか、これからだってカメラの前で泣いたり笑ったり芝居をするってもう、それを取らないとできないことだよっていうのはまあ考えですかね」
森「今初めていいこと言ったと思った…」
上田「初めてってことはねえだろ!大先輩」
中略
裕太「本当にやりたいこと見つかったから」
上田「よかったね、それはね」
裕太「めっちゃよかったです。もうこれまで人生に何も生きがいなくて」
上田「あっそう」
裕太「だって学校行ってもいじめられるし、家に行ったら怖いおばさんがいるし(淳子を指差す)。どこに僕の居場所がって」
上田「もう鬼だらけだったんだな」
裕太「鬼だらけなんです。もう人生トラップだらけだなと思って…」
上田「でもそれで、ね?やりたいこと見つかって、それで今生きてるわけだからね」
裕太「そうですね。でもそれを教えてくれたのはやっぱり母親だったからそういう意味ではすげえ…」
上田「そっか」
裕太「やっぱ、(淳子に向かって)本当は感謝してるよ」
上田「いいね、そういうのはできればエンディングまでとっといてくれるか?
(放送開始から11分後)