
【放送日時】
2016/3/1
【TV局】
TBSテレビ系
【番組】
世界の日本人妻は見た!
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
K 小出由華(30)
【発言内容】
(放送開始から3分後)
1992年に大ヒットした子供番組『ウゴウゴルーガ』(フジテレビ系)で、一躍人気となった当時7歳の"ルーガちゃん"も現在30歳。
2015年6月に2歳年上で会社役員のデンマーク人男性と結婚。
現在、デンマーク在住の日本人妻である。
そんな"ルーガちゃん"こと小出が『男性不信』になった過去がある。
3歳から子役で活躍していた小出。8歳の時にクラスメイトから様々ないじめを受けていた。
小出「くさいんだよって言われたりとか、死ねとか、普通じゃないクラスメイトがいるっていうのもあって、すごくいじめがありました」
そんな彼女の唯一の癒しが、絵本に描かれたおとぎの世界だという。しかし、子役ならではの苦悩がある。
ある日、仕事が終わった後に、結婚しているのに女性を口説く男性スタッフの姿を見てしまったのだ。
小出「いじめの他に、現場に行くと大人たちが結婚しているのに、他の女性を口説いていたりするのを見ると・・・。
なんかちょっと、男の人って なんなの!みたいな。
そういうのがありましたね」
その心の傷が、男性不信になってしまったという。
小出「もうほんとに、駅のアナウンスですら聞いたら、男の人の声を聞いたら、もう鳥肌が立っちゃうくらい(男性を)嫌いな時期があって」
信じられるのは仕事だけになってしまう。
そんな小出に初めての彼氏が出来たのは23歳の時。
小出「初めての彼だったので、NHKお料理講座みたいな本とか、アイロンの掛け方とか勉強して」
努力はしたが、男性不信は治らず破局。
しかし、25歳の時に転機が訪れる。友人の誘いで海外旅行に行くことになり、訪れた目的地であるデンマークが小出にとって憧れの絵本の世界でもあったのだ。
小出「素敵!と思って。歩くたびに景色がきれいで、アンデルセン童話の中みたいな感じなので、凄い いい国だなって思って」
しかし、男性不信になり、更にデンマーク語も英語も話せない言葉の壁にぶつかり孤立してしまう。
そんな時、「大丈夫ですか?楽しんでますか? 一緒に楽しみませんか?」と声を掛けてくれた男性が、後の夫となる。
小出「男の人って浮気をするものだと思っていたので、好きという気持ちも全然なかった」
と、男性の第一印象を語った小出が26歳の時に、デンマークで語学留学をするが、彼とは一度も会わなかったという。
留学を終え、日本で芸能活動を再開した小出の楽屋に、デンマークで会った彼が訪ねてきたのだ。当時の連絡先を手がかりにしたそう。
小出「舞台といっても日本語しか話さないじゃないですか。なのに来てくれたりとか、お花届けてくれたりとか」
彼は小出に一目惚れをしたが、小出はまた男性不信になってしまう。
彼はそれでも諦めずに日本語を勉強し、仕事が休みになる度に来日。小出に会う為だ。
3年間に10回以上来日し、自分の為に日本語を勉強してくれた彼の想いが、長年の心の傷であった男性不信から解放されたのだ。
(放送開始から9分後まで)