（使用）哀川翔・ホラン千秋、元テレビ番組ADに説教

【放送日時】
2016/11/28

【TV局】
TBSテレビ系

【番組】
好きか嫌いか言う時間

【カテゴリ】
発言・失言

【発言者】
哀川翔（55）
山里亮太（39）
吉田敬（43）
りゅうちぇる（21）
ホラン千秋（28）

【発言内容】

（放送開始から19分後）

ゆとり世代が会社を辞める理由として【昭和世代の（上司の）怒り方は間違っている】と主張する。

坂本大地（元テレビ番組AD、27）「人が楽しんでくれることを作るってスゴく好きだったので、

それを一番身近で誰もが見てくれるところで、作れる現場って言ったらテレビ業界かなと」

テレビ業界を辞めた理由とは？

テレビ番組収録の直前、観客の雰囲気を盛り上げるために行われる“前説”の時のことだという。

坂本「僕が前説をこりすぎてしまって。

スゴい盛り上がって。

その後出た芸人さんより盛り上がってしまう事態になって、プロデューサーから怒られたことがありましたね。

よかれと思ってやった部分が、一切 理解されないのはしんどい所ではあるんですよ。

思いを聞いてあげた上で、どうしたらいいか教えてあげることが必要なのかなって思います」

【昭和時代の怒り方が間違っている】という主張に“好き”と回答したのはりゅうちぇるのみ。

りゅうちぇる「なんかやっぱり、この人のキャラみたいなのをちゃんと理解してあげて。

“この人は頑張ろうと思ってるんだ”ってことをまず分かって欲しくて、それで言って欲しくてその言い方はすぐ怒られたみたいな感じだったから。

もう少し上の方、プロデューサーの方も、もっと言い方があったんじゃないかなと思いますけどね」

吉田「りゅうちぇるが今言ったことよりも、もう一つ見ていると思いますよ。昭和世代の人は。

たぶん坂本君は凄い優秀なんやろうけど・・・。

なんか腹立つ部分はあるやん！

このまま行くと物凄い調子に乗った大人になってしまう雰囲気がプンプン出てるやないですか」

坂本「何も頭ごなしに否定してしまうことは凄い良くないなとは思うんですね。

自分は結構前に出ようとするんですよ。

前出た時って凄い成長するし、怒られるだけ成長もするし。

一歩前出ること大事だと思うんですよ。

でも一歩前出ることを防いでしまう。頭ごなしに否定してしまうと。

良かれと思って“なんでそれをやったのか？”っていうのを聞いてあげる余裕が凄く欲しいなと思ったんですね」

ホラン「その、良かれと思ってっていうの 私も凄い分かるんですよ。

良かれと思ってやったのになんでこんなに怒られるんだろう？って思ったこと凄いありましたし。

でも、良かれと思ってって気持ちが大前提にあれば“何でも理解してくれるべきだ”って思うのもエゴなんですよね。

ちなみにADさんとして努力されたのはどれくらいの期間なんですか？」

坂本「AD 1年間」

ホラン「1年で“認めてもらえないから”って。それで“上の人が頭固いから”とか。

むしろ先輩の浅いとこだけ見て判断したなって私は思います」

坂本「いや、たぶん新人だったら気付かないと思うので。

前出ようとする人を伸ばすところで言うと、仕事辞めた後 出会った方々は、凄い自分が目指す所を聞いてくれて 見てくれて。自分の失敗も裏で凄いフォローして頂いたと思うんですよ」

山里「怒る人は怒る人なりの努力がないとダメなの？」

坂本「大義名分を持ってるかどうか。

世の中の社長さんたちって、自分がやってることが世の中に凄い大きな影響を及ぼしている。

これは、若い人達に継いでいかなきゃいけないって思いが強いから、テレビ局のディレクターさんとかだと意義があるかないかで若い人に対しての教え方・・・」

哀川「育てる側と現場仕切る側の立場と全く違うんだよね。

仕事をしている立ち位置が全然違う」

坂本「そもそも3年前の話なんですよ。テレビ業界」

山里「それで3年経ったから成長したと」

坂本「成長したんです」

花村紗知子（主婦、75）「いやいや、成長なんか全然していないわよ！

KYな人なわけよ。

全然人の気持ちや雰囲気を読めないの。

それで偉そうで“俺は俺は”って。たかが27歳でしょ。

それを先輩を前にしてよくそんなこと言えるったって」

吉田「花村さんも俺と同じようなことを言うてくれてる」

花村「イライライライラしてさ“俺が 俺が！”って言う歳じゃない」

哀川「“俺が 俺が”って言えるからいいのよ」

花村「え！？」

吉田「中村さん　聞きたいですけど変わってきました？教師歴何年ですか？」

中村雄一（プロ教師、38）「僕ね、20年やってます。

最初まず、いいところを見つけるんですよ。

“君ね、学校とかでダメだって言ってたけど、ここ良いじゃん”というところで信頼関係を作っていくと。

そしたら僕の言うことを聞くんで“おまえさ、ここ良いけど これやらないと良さが認められないからダメじゃん”って引っぱっていく。

その信頼関係で怒る事はできるんですよね。

やり方がやっぱり、僕も昭和なんで。

昭和世代の人が変えていかないと、これからの次の世代は育てられないんじゃないかと思うんですね」

坂本「実は僕、哀川翔さんとは1度ロケで一緒になっているんですね」

哀川「怒った？俺が？」

坂本「いえいえ。

築地のロケで朝3時集合だったんですよ。

哀川翔さん、凄いたぶんハードスケジュールの中でいらしてて、目真っ赤にして来てたんですけど。

凄く人が良いから現場を盛り上げようと、カメラ回ってないところでも凄い喋ってて現場を盛り上げていた」

山里「哀川さんが」

坂本「そうです。それで新人時代 僕は思ったわけですよ。

“凄い疲れてる哀川さんにカメラ回ってないのに喋らせてどうするんだ！”と。

“現場を盛り上げるのは俺だ！”と思ってとにかく喋りまくったら

プロデューサーから“ADが哀川翔さんに話しかけんじゃねえ！”ってボコボコに怒られたことがあるんです」

哀川「これ勝手に言うけどね、俺が勝手に喋る分はいいんだわ。

そこの中で勝手に喋られるとペース崩しちゃう。

俺たち役者が現場に行って、なんで喋ってるかっていうと、次の撮影の合間をトークで繋いでるんだよね。

アイドリングをかけてる状態になるんだよね。

そこに声かけられちゃうと鈍っちゃうみたいなのがあって。

それをプロデューサーが感づいて“ちょっとおまえ”って。たぶんやったんじゃないの？」

坂本「でも！こう・・・あとはあの・・・」

山里「聞かねえな！人の話！　聞かねえな！人の話！」

哀川「ちゃんと仕事してる人はさ、頭ごなしには怒らないよ。

やっぱり理由があるんだから、そこには」

山里「頭ごなしに本当に怒られたのかな？汲み取れなかったんじゃないの？」

哀川「頭ごなしに怒る人はいきなり殴ってくるよ、たぶん」

川田裕美（33）「当時坂本さんが仕事を辞めたのは決定的な理由がありまして。

その理由がこちらなんです。

“職場にカッコイイ 憧れる先輩がいなかった”」

山里「後ろがザワザワしてないか」

坂本「当時、“坂本はああいうディレクターになれ”って言われた先輩が全く家に帰れてなくて。

家族に逃げられたり。

死んだ魚の目で仕事をしていたんです」

哀川「酷いことを言うなぁ　おまえは」

吉田「その人は死んだん？大丈夫？」

坂本「そうはなりたくないと思って。自分もやりたいことがあって辞めたと」

テレビ業界を“上から目線”で発言する元ADに対して、哀川を中心に説教するも、元ADは話を聞かない態度を見せてしまった。

（放送開始から29分後まで）