
【放送日時】
2017/1/23
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル
(放送開始から22分後)
1月23日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル」(テレビ朝日系)に前田敦子(25)が出演。ファッション評論家・ドン小西(66)から、演技について無知の人からダメ出しされたときの心境について聞かれ、「嫌ですね。自分が胸張っている仕事ですから」と女優としての思いを明かす場面が見られた。
この日、ドン小西は「自分が絶対に正しい!という考えで大借金を抱えちゃった先生」として登場。「自分のセンスが正しい!と勘違いしてドン底に落ちない為の授業」をテーマに授業を行った。
ドン小西は自身のブランドを立ち上げ独立したものの、立ち上げ当初は経営のノウハウを知らなかった為一気に赤字となり極貧生活を送っていたという。
しかし、生地屋や糸屋で処分される余った布や糸をタダでもらい、セーターを作ったところ、有名ファンション雑誌に取り上げられ注目を集め、さらにはビートたけし(70)が着用したことで一大ブームに。一時は資産60億円、世界的デザイナーとしての地位を築き上げセレブ生活を送っていた。
その後、時代が変わりユニクロなどのシンプルファッションが流行し、ドン小西は時代の流れに逆らい自身のセンスを貫いた結果、ブランド全店閉店に追い込まれ、15億円の借金を抱える事態に陥ったという。
その結果、銀行員から手の平を返したように激しい取り立てにあい、資産を売却・差し押さえられた上に自身の会社の経営方針、デザインした服にまで口を出され「おまえセンスゼロだな!」「袖の色が何で違うんだ?こんな服売れないでしょ!ちゃんと色を左右揃えて!」「ボタンが多い!コストの無駄!」「正直言いますけど、こんなダサい服売れませんよ!」などとダメ出しをされたと告白。
ここまで説明すると、ドン小西は前田に「どうですか前田さん。演技を知らない人に“そんな演技ダメじゃん”“あんたセンスゼロだね”って言われたらムカつきますでしょ?」と質問。
これに前田は「嫌ですよね。自分が胸張っている仕事ですからね。そこには言われたくないですよね」と自身の思いについて告白。
ドン小西も「僕は震えてました怒りで」と当時の胸中を明かし、前田から「よく我慢できましたね」と感心されていた。