
【放送日時】
2017/3/5
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
誰だって波瀾爆笑
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
長嶋一茂(51)
堀尾正明(61)
【発言内容】
(放送開始から29分後)
長嶋茂雄終身名誉監督(81)が、巨人を退団したことについて。
退団の記事は報知新聞にも掲載されている。
長嶋「まず、ちょうど僕が中学2年ぐらいのときに父が解任」
堀尾「成績が良くなくて」
長嶋「ということで解任されて、まず1つはすごくジャイアンツに対しての憎悪がもうメラメラときた」
堀尾「そうですか」
長嶋「とにかくなんで親父を辞めさせるんだ?って。
真相真実は分かんないんだけども、いまだに。
辞めさせられたことになってる。
それがとにかく頭にきて、そのときに復讐劇を自分の中ですぐに考えて。
プロ野球選手になって、ジャイアンツに入って。
ジャイアンツが優勝して日本シリーズになって、そのとき4番で。
日本シリーズで最後、逆転満塁サヨナラホームランを俺が打って、ジャイアンツが日本一にってときに俺はホームベースを踏まないでそのまま引退して。
ジャイアンツに復讐してやるぐらいな。
そんなさ、中学1年ぐらいのときに考えたわけ」
溝端淳平(27)「映画の観すぎじゃないですかね?」
長嶋「そう」
堀尾「それほど悔しかったんでしょ。お父さんが辞めたのは」
長嶋「相当映画に侵されてる。それであったのと、あと荒木大輔さんが早実で“大ちゃんフィーバー”(1982年)ってのが起きて。
“あぁ、やっぱ甲子園いいな”と思って。甲子園行ったらスターになれるんだみたいな。
この頃、そういう気持ちが芽生えて、それで再び野球に燃えて。
中学3年間ゆっくりしたからそろそろやろうかなと」
堀尾「それで立教に入って結構活躍できたんですか?1年生から」
長嶋「全く」
堀尾「ダメ」
長嶋「中学3年間野球やってないからキャッチボールできない」
堀尾「そうですか」
長嶋「キャッチボールできないです。もうその状況でとにかく高校1年ぐらいになるとみんな“長嶋茂雄の息子だ”って見にくるでしょ。
“あいつ、キャッチボールもできない”みたいな。
だから1~2年生は、ほぼ球拾いですわ」
堀尾「耐えましたね、よく。その性格で球拾いに」
長嶋「なんか変な思い込みがあって。3年生になったらレギュラーになるって決めてたんですよね。
勝手に誰が言ったわけでもないんだけど。
もう俺は絶対レギュラーになって活躍できると思ってて。
だから高校1~2年はボール拾い。地道に練習して」
堀尾「結局甲子園には行けた?」
長嶋「甲子園行ってないです。準決(勝)で負けました。ベスト4で。
それも僕のエラーで負けたと」
堀尾「ええ?
それで大学に進むわけですね」
長嶋「そうですね」
高校時代、自信満々の一茂少年はエラーにより現実とぶつかってしまったのである。
(放送開始から31分後まで)