
【放送日時】
2017/03/01
【TV局】
中京テレビ系
【番組】
「太田上田」
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
太田光(51)、上田晋也(46)
【発言内容】
お笑いについて2人が熱く語ります。上田が経験した、お笑い番組の名物プロデューサーのいい加減なネタ見せとは?
(放送開始から0分後)
太田「うちのマネージャーにも、タイタンライブでネタ見せってやるけど、絶対にネタには口出すなって」
上田「おー、偉い」
太田「それは、誰が化けるかわかんないわけだから。で、うちのタイタンライブ、ずーっと小島よしおを落としてたからね」
上田「あっそう」
太田「それが大ブレイクした過去があるし、だからそういう意味じゃもう、何が面白いかなんて誰にも分んないから、アドバイスは一切するなっつって、言ってあるわけ」
上田「だってさ、昔TBSの桂さんいたじゃない」
太田「桂さん」
上田「ね、桂さんはいわゆる”たけし城”とかね、やってたような名プロデューサーだわね。
で、あの人が何かネタ番組始めたっつってさ、事務所からさ~ちょっとネタ見せいってこい~って言われたわけよ。
したら、桂さんが~あの、おまえらのネタよお、なんかくすぐりはあるんだけどギャグがねえんだよなあ~。
なんかよく分かんない」
太田 笑
上田「~だからもうちょっとよ、作り直してもう一回持って来いよ~なんて言ってさ。
~ああそうですか~って。~なんかこうもっとおまえら、プリンプリンみたいにできねえかなあ~って言うの。
ちょっとね、~ネタのスタイルが違うんで。あ、そうですか、わかりました~って帰って、次のまたネタ見せ行って、今度違うネタやったわけよ。
~あー、おまえらのネタはくすぐりはあるんだけどギャグがねえんだよなあ~って言われて、また同じことかい!って。
~おまえらプリンプリン・・~~はいわかりました、はーいすみません、僕らこういうスタイルでやってますんで~って帰って。
で、次の月にまた行けって言われたの。~いやもうあそこ行かない~と。
~あの人には俺らの漫才通じないから行きません~って言ったわけ。
~いや、今回は絶対大丈夫だから。絶対受かるからおまえら行って来いよ~って言われて~何のために行くのかね~と思っていったわけ。
で、~おーおー、回砂利か、ほんじゃやってみろ。ヨーイ、スタート!~なんて言ってさ、ほんとにものの30秒でADさんが~桂さんすみません、電話が掛かっておりますけど~
携帯のない時代だからさ、スタジオに取り付けてある壁の電話で電話し始めたの。
で、~あーいいよいいよ~なんて言いながらもさ、ほら、他のディレクターたちは見てるから、俺らは漫才続けてたわけ、ずーっと。
でまあ~なんでだよ、いい加減にしろ~何て言ってさ。したら、俺らが漫才終わる10秒ぐらい前に戻ってきて席ついたあたりで~いい加減にしろ!どうも有難うございましたー~って言ったの。
そしたら桂さんが~おお!今までで一番良かったよ~なんて、嘘つけ!」
太田 笑
上田「一切見てなかったくせに。で、俺らそれで出られることになったんだ。その番組に。したら、俺らが優勝したの。そっからは~こいつらはこれで受けるんだ~ってなって」
太田「あー、成程ね」
上田「毎回レギュラーで出られるようになって、3か月後、まーあの人も乱暴だよね、俺らと久本さんで、俺らメインで番組作ったからね」
太田 笑
上田「その3か月後に。あのオヤジいい加減だったよね」
太田「いい加減だった、いい加減だった。だから後輩にも俺は一回もネタ見せとかってアドバイスしたこないな」
つづく
(放送開始から最後まで)