
【放送日時】
2017/3/7
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
最悪の一日 芸能人が衝撃の実体験を告白!!
(放送開始から5分後)
3月7日放送の「最悪の一日 芸能人が衝撃の実体験を告白!!」(テレビ朝日系)に女優の藤田朋子(51)が出演。NHK朝の連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」(1988年)に出演した当時、渋谷で拉致監禁されたことを告白。当時を振り返り涙する場面が見られた。
藤田は、当時22歳でデビュー直後の「NHKの朝の連続テレビ小説が放送になり始めて、気付く人もいるかなっていう程度の、テレビに出てるけどまだまだ知名度が無い感じの時ですね」と語り、「朝ドラ出てることで責任も感じてたし、朝ドラのヒロインというのはみんなから期待されているから間違ったことがあっちゃいけないって言われていたのに、危険に対するアラームが弱かった」と自身の危機管理が低かったと説明。
当時の出来事について、藤田は友人と渋谷駅で待ち合わせしていたが約束の時間ギリギリだったため慌てていたが、赤信号で止まっていたところをスーツを着た男に「すいません、アンケートにお答えください。お時間そんなにとらせませんので」と声をかけられたという。
藤田は「ごめんなさい。ちょっと急いでるんで」と断ったが男は引き下がらず、何度もしつこくアンケートを頼まれ、それでも断る藤田を建物の壁に追いやると、男がもう1人現れ、男2人に両腕を持ちあげられた状態で無理矢理連れていかれたと説明。そのとき、藤田は「注目されるのもちょっと困ったと思ったのかな。大声あげるとかあんまり考えてなくて、その人達を説得しようと思ってたんですよね」と大声は出さなかったという。
その後、ビルの一室へ連れて行かれると年配の男がいて、そこで再度「どうぞお座りください。お時間とらせませんので、アンケートに答えて下さい」と言われ、藤田はしぶしぶアンケートに答え、すぐに帰ろうとしたら無理矢理座らされ、飲み物を出され「どうぞ冷める前にお飲みください」と言われたと説明。
藤田は「コーヒーっぽかったんだけど、これ飲んだらヤバいやつなんじゃかいのかなって、絶対無理と思ったんですよ。逃げられないと思った」と当時の心境を語った。
しかし藤田は「だけど、逃げられないと思ったら逃げられないから、逃げなきゃって思って」男達の一瞬のすきをついてその場から無事に逃げることが出来た。次いで、ナレーションで1980年代に社会問題となった霊感商法の手口や、若者獲得の手段として街頭アンケート詐欺だった可能性があると説明。
当時の警察に行く事を考えていたか聞かれた藤田は「逆に私は、こんなふうなことになっちゃって、みんなに知られたら申し訳ないっていうか。親にも言えなくって。私が不注意でこういうことになっちゃったことを言うことで、NHKの人にも怒られちゃうとか、親にも怒られるんじゃないかってすごい思っちゃって。あんまり怖かったんで、待ち合わせした友達にもなんで遅れたかは言えなかったんですよね」と言うと、当時を思い出し涙を流していた。
最後に藤田は、この経験から学んだこととして「ある程度私にも隙があったんだと思うんですよね。もし押さえつけられたりしたら、とにかく勇気を持って大きな声で助けを求めないといけないなというのを学びました」と語った。