
【放送日時】
2017/3/28
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
アレがあるから今がある~成功のきっかけ大追跡~
(放送開始から18分後)
3月28日放送の「アレがあるから今がある~成功のきっかけ大追跡~」(フジテレビ系)に俳優の木下ほうか(53)が出演。イヤミな役を誕生の秘話を明かした。
番組では、大阪芸術大学を卒業し俳優を目指していた木下が、吉本興業主催の俳優オーディションに応募し合格したが、実際配属されたのは吉本新喜劇だったと紹介。この時の経験がイヤミの元になっているという。
木下は吉本新喜劇で目立とうとしてオチを勝手に変更。その生意気な行動が先輩芸人の逆鱗に触れ「えらい怒られましてね」と言い「とにかく人と違うことをやらなきゃいけない。ウケなきゃいけない。目立たなきゃいけないと思い込んでましたから。若気の至りですね」と当時の心境を告白。
当時を知る池乃めだか(73)は「平たく言えばアピール。自分の存在感をどこかでというような気構えは持っている子やなとは思ってました」と当時の木下の印象を語った。
しかし「あんた一人じゃないんだからね」「あんたスベってんじゃん」「責任とってくれる?」などと一部の先輩からネチネチとイヤミを言われ続けた木下は、25歳で吉本新喜劇を退団。
その後、ブレイクを目指し上京した木下は、自作の名刺を配り歩き営業活動を行い、努力が実り次第に映画やドラマに出演できるようになったという。
そして50歳の時、木下の人生を変えたドラマ「昼顔」(2014年放送、同系列)でイヤミな夫役でオファーがあり、イヤミな役の参考にしたのが吉本新喜劇の先輩だったという。
木下は「今となっては恩人ですけど、憎むべき姿を思い浮かべて、そういったのを寄せ集めてミックスして」イヤミな先輩をアレンジしイヤミな役を作り上げたと明かし、スタジオの出演者らを驚かせていた。