樹木希林が内田裕也と50年間離婚しない理由を告白

【放送日時】
2017/05/21

【TV局】
TBSテレビ系


【番組】
「ボクらの時代」


【カテゴリ】
　発言・失言　

【発言者】
樹木希林（74）、橋爪功（75）、小林稔侍（76）

【発言内容】
樹木希林と橋爪功、小林稔侍の3人がトークを繰り広げる。樹木と橋爪は1961年に劇団・文学座付属演劇研究所に1期生として入所した同期生で、小林は同年の東映第10期ニューフェイスとしてデビューしている。話題はそれぞれの家族についてとなり、橋爪と小林は妻との円満な関係を明かす。一方、樹木は自身の家族について、50年近く別居しているロックミュージシャンで夫の内田裕也と離婚しない理由について”重し”なのだと告白した。（若いころからケンカっ早く、監督に暴言を吐いたことを先に明かしていた）


（放送開始20分後から）

小林「（妻と）気楽に連れ添ってます」

橋爪「あなたの（樹木）ところは別居だから分からないだろ」

樹木「別居してもう50年近いからね」

橋爪「別居を続けるって、かなりのエネルギーがいるじゃん？」

樹木「そうそうそうそう、いるよ～」

橋爪「分かれない訳だろ？」

樹木「社会的な問題が起きても、こっちにも責任が来るし」

橋爪「別かれちゃえばもう関係なくなる」

樹木「関係なくなるけど、それ別れないんだよね、うん。これはねぇ、いい重石になってるの、私にとって、ね？」

小林「うん」

橋爪「ねって、振らないでさ」

樹木「だってそうでしょ。見てて思うでしょ。こんなもの（撮影現場で怒って材木を投げた話）ひっくり返すようなばあさんが、あの”重し”が無かったら・・・」

小林「彼女はね、凄く自分のそういうところを自分で直そうと思ってね、半面ね、すっごい努力したことがあるんですよ」

樹木「持って生まれた性格は直んないから、ま、死ぬまでそうなんだけどね。

だけど、その”重し”がね、夫という”重し”があることによって、わりかし野放図になっているんだけども、それでもま、時々(怒りが)収まってくる。

もう世の中面白くなくなっちゃったからさ、ああいう破天荒な人の方がいいわけよ。

どんな男の人ともうまくやっていけれないもの。別居だもの」

橋爪「なるほどね」

樹木「それは見てて思うでしょ」

橋爪「そんなに親身に思ったことはない」

樹木「そうか」

笑

（放送開始から22分後まで）