
【放送日時】
2017/05/24
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
「1周回って知らない話 鶴瓶&大物2世俳優に無礼講SP」
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
船越英一郎(56)、山村紅葉(56)、東野幸治(49)、川田裕美(33)
【発言内容】
当たり前と思われつつも「今どきの視聴者」が知らない疑問を調査する番組。サスペンスの帝王・船越英一郎と、裏女王・山村紅葉が、最近「2時間サスペンス」減少していることに「全然大丈夫じゃありません」と嘆いた後、今どきの視聴者の疑問の中で、ラスト場面になぜ断崖絶壁が使われるのかなど、「2時間サスペンスあるある」の謎を明かした。
(放送開始から1時間48分後)
一周回ったサスペンスあるある
川田「”温泉地でやたらと人が殺される”」
東野「これなんで温泉地何ですか」
山村「初期の2時間サスペンスではやはりその、女の人の裸を普通に見れるとか」
東野「皆に見て欲しいから、視聴率稼ぐ為にちょっと、女性が露天風呂でお風呂入ってるシーンとか。やっぱり女性がお風呂入ってたらやっぱ数字が上がるんですか?」
山村「と、言われてますね」
東野「情けないわホントに」
笑
東野「やっぱり見るんですよ」
川田「”主人公は一般人なのに割り込んでくる”」
船越「何故かっていうと、必ずそこで死体を発見するわけですよ、我々が」
笑
船越「それが、自分たちが取材した先の関係者だったりする訳ですよ」
東野「はい」
船越「所謂その、これはもう昔からサスペンス映画、あるいはサスペンスドラマ、推理小説の王道なんですけども”巻き込まれ型”っていうのがあるんですよ」
東野「巻き込まれ型」
船越「はい。一般人が事件の中に巻き込まれていって、止むを得ずその事件を解決に、導かざるを得なくなるっていう。ま、ヒッチコックの映画なんかにはそういうのが多いんですけど」
東野「巻き込まれ型 笑」
船越「もうよく巻き込まれました」
川田「続いては”ラストシーンはいつも崖”」
笑
東野「これは何から始まったか分かりますか?(ほかのゲストに)」
船越「今のVTR(視聴者が崖あるあるについて答えた)でもありましたけど、~画的でしょ?画~っみたいなこと言ってましたけど、あれは全然不正解ではない訳です。要するにこれはあの、1961年だったですかね」
東野「ちゃんと答え知ってます?」
船越「はい。松本清張さんの映画で"ゼロの焦点"という映画がありまして、これ原作ではないんですけど、映画のオリジナルとして、崖で犯人とヒロインが対峙するっていうシーンをお撮りになった。村井芳太郎さんて監督が」
東野「はいはい」
船越「それがもの凄く評判を呼んで」
えーー
船越「しばらくちょっとブームが来るんです」
東野「崖ブーム」
笑
船越「能登、奥能登、その辺にはいい崖があるね!もみちゃん!」
山村「はい、あります。東尋坊とかね」
船越「東尋坊ね」
東野「どれぐらい崖行かれました?」
山村「私は結構意外にやってます。やっぱ刑事役やってるから。長いので。私の方が崖は多いかもしれない」
船越「うーん」
東野「何を張り合ってるんですか」
笑
サスペンスが減った今、二人の今後の目標は
船越「僕はもうずっとその、自分のライフワークにしていきたい」
東野「はい」
船越「という風に思って2時間ドラマ、ホント35年間ずーっと向き合ってきましたんで、こういう番組を通じて、2時間ドラマ見てみたいなっていう方たちが増えて頂けるといいなと思うんですね」
東野「分かりました。紅葉さんは?」
山村「死ぬまでサスペンスやりたいです」
(放送開始から1時間51分後まで)