
【放送日時】
2017/5/24
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
1周回って知らない話
(放送開始から1時間22分後)
5月24日放送の「1周回って知らない話」(日本テレビ)に俳優・船越英一郎(56)と女優・山村紅葉(56)が出演。近年サスペンスドラマが激減していることについて嘆く場面が見られた。
視聴者から「サスペンスドラマって最近あんまり見なくなったけど大丈夫なの?」と疑問が寄せられたことについて、「サスペンスドラマの帝王」船越と「サスペンスの裏女王」山村は、「全然、大丈夫じゃありません」と声を揃えてコメント。
船越は「2時間ドラマが誕生して40年近く、僕らは毎日封切られる映画を作っているっていう思いで、ずっとやってまいりましたんでね」と言うと、山村も「せっかく作り上げてきたとても大切な文化だと思うし、需要がないかって言うとそうじゃなくて、結構CSとか再放送やってるので、必要とされてない訳じゃないと思うし。やはり消えていくのは寂しいですね」とサスペンスドラマへの想いを明かした。
司会の東野幸治(49)から「収入って言う意味ではどうですか?」と聞かれると、船越は「それはね、それはそうですね。随分本数も減りましたし」と答えにくそうにコメント。
現在では、2時間ドラマは地上波で再放送を含めて週に1~2本となっているが、2時間ドラマの全盛期である1991年は2時間ドラマ枠が週に7本もあったという。
2時間ドラマが減ってきた理由について船越は「2時間ドラマ、特にサスペンスは大変な制作費がかかりますので」と説明。続けて山村が「段々ショボくなってきてますもんね近年。同じ崖に行くにしても、地方ロケでも、昔はほぼ出演者全員が崖に行ってましたし」と暴露。2時間ドラマの制作費が一億円かかっていたことや以前は海外ロケも頻繁だったと明かされると、スタジオは驚きに包まれ、現在は不景気による予算削減「(視聴者から)“少しずつ痩せてきたんじゃないの?2時間ドラマ”という印象が」と視聴者離れを嘆く場面が見れらた。