（使用）マツコ「女装癖がある人間が第一歩を踏み出すにはコスプレはハードルが低い。わからない世界じゃない」

【放送日時】
2016/5/28

【TV局】
日本テレビ系

【番組】
マツコ会議

【カテゴリ】
発言・失言

【発言者】
マツコ・デラックス（43）

【発言内容】

（放送開始から7分後）

プロのコスプレイヤーが集まる写真スタジオに潜入。
ラブライブ！の『矢澤にこ』のコスプレをしているコスプレイヤー（男性）にインタビュー。かなり素顔がかっこいいという意見に対して。

コスプレ男子「見ますか？」

マツコ「え？いいの？」

コスプレ男子「大丈夫です、大丈夫です」

マツコ「だって会社の人に内緒でやってるんでしょ？」

コスプレ男子「ま、見られたら見られたで、カミングアウトのきっかけにしようかなと」

マツコ「ん～まあ、まあ、じゃあ」

コスプレイヤーの素顔の写真が出る

マツコ「んーでもね、ご自身が思ってるほど全然違いますって程違くないよ。その写真見せなくてももしかしたら勘のいい人は気づくかもしんない」

コスプレ男子「ほんとですか？え！バレちゃいますかね？」

マツコ「意外とそうよ。いわゆるさ、女装癖があるわけじゃないんだよね？あくまでもコスプレなんだよね？」

コスプレ男子「女装もごくまれにたまにやりますね」

マツコ「あーじゃ、やっぱり、基本は女装癖がちょっとあるのが前提で、女性のコスプレが多いんだ？」

コスプレ男子「どちらかというとコスプレをきっかけに女装をするのが好きになったという感じですかね」

マツコ「あーコスプレが引き金になって自分の女装癖に気づいた感じね。でもあれだよね、いわゆる、あのー、セクシャリティーはゲイじゃないんだよね」

コスプレ男子「まだそうですね」

マツコ「女の子が好きなんだよね？」

コスプレ男子「まだ女の子が」

マツコ「まだ？さっきから『まだ』の使い方が、なかなか微妙な使い方をするわよね。がんばってね」

カメラマン「ありがとうございました」

マツコ「ありがとうございました。

なんかね、女装とかそういうセクシャリティ―な部分も含めてコスプレっていうのがそれの導入になる時代になったのかなってのはちょっと、古いオカマにとしては感じる。うん。

その、女装癖のある人間がまず第一歩を踏み出すときって、結構どう入ったらいいのか分からないし、コスプレっていう入りがあるとめちゃくちゃハードル低いのかもなって、なんとなく今思ったし、私、コスプレみたいなもんだったなって思った。

デフォルメした女を遊んでたから。アニメーションってそもそも女性をデフォルメしてるわけじゃない？そんなにわからない世界じゃないのかもなって、ちょっと思った」

（放送開始から11分後まで）