
【放送日時】
2016/6/3
【TV局】
BS JAPAN
【番組】
ご本、出しときますね?
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
中村文則(小説家、38)
若林正恭(37)
【発言内容】
(放送開始から4分後)
中村の悩みは【つまらないボケを連続でされた時 どうしますか?】
中村「僕ね、近所のコンビニのおばちゃんが、ある時300円渡したら『300万円です!』って言われたんですよ」
若林「いまだにあります?そんなことが」
中村「びっくりして。その時僕たまたま上機嫌だったんですよ。
1年間で僕2~3日ぐらい上機嫌な日があって、そこに当てはまってつい『高いっすね』って言っちゃったんです。
そしたら、すげぇ嬉しそうな顔で見られて、そこから毎回。毎回『500万円です』とか。
タバコ買ったら、どら焼き持ってきたりとか色んなことしてきて」
若林「最悪ですね、最寄りだったら」
中村「僕が普通に500円渡したら『いや500円じゃない、500万円よ』って真顔で言われた時とかも。辛いじゃないですか。
辛いけど、『いや、これプラチナで出来てるんで』とか言ったりしなきゃいけないんです。いちいちいちいち、毎回毎回」
若林「なるほど、ちょっと乗っけてね」
中村「それがもう辛くてしょうがないんです」
若林「たまたま機嫌良い日じゃないですもんね、その後日は」
中村「ボケを黙らせるツッコミとは何かを、プロのツッコミの人に聞きたいなって思って」
若林「それはやっぱキツさが全然違いますよ。長期スパンじゃないですか、そういうノリは。地獄ですわ。それは俺も無理ですけど」
中村「無理ですか」
若林「収録は2~3時間だから。結構大御所の人のダジャレとか、つまんないボケって結構ね、なんだかんだ助かるんですよ。
大体 俺がいつも言うのは『ご機嫌ですね~』って言うんですよ」
中村「それはつまり『ご機嫌ですね~』を言うことで、相手の羞恥心を思わせるということですか」
若林「羞恥心・・・。機嫌が良い人にしちゃって。ボケたんじゃなくて機嫌が良い人にするんですよ、相手を」
中村「なるほど『500万円です』って言われたら『ご機嫌ですね~』って言えばいいんですね」
若林「『ご機嫌ですね~』ってちょっと距離 離してスッと居なくなる」
中村「仲間じゃないぞってことにする」
若林「いや、俺 結構使ってるんで『ご機嫌ですね』を」
若林は相手の機嫌を良くさせ、更に『ロケットスタートじゃないですか!ちょっとブレーキ踏んでもらえる?』と言うようにしている。
しかし中村は長く続くおばちゃんのボケに対し「店を変えると負け」なので若林の意見を参考にするという。
(放送開始から6分後まで)