
【放送日時】
2016/9/26
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!!
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
徳光正行(44)
田山涼成(65)
澤部佑(30)
吉村崇(36)
いとうあさこ(46)
若林正恭(38)
あき竹城(69)
【発言内容】
(放送開始から1時間47分後)
徳光「続いて3つめのしくじり。結婚観でございます。ページをめくってください。
『俺って・・・神経質で妥協できない人じゃん?』
僕は実はすごい神経質で、自分のこだわりを妥協する事が出来ないんですよね。
そんな僕は 妻の気分を害する行動を無意識にしてしまっておりました。
その行動がこちらでございますね。
~ダメ夫クズ光の『妻に嫌われる しくじり行動』~
・妻が掃除した場所を自分でもう一度掃除してしまう
・妻が置いたインテリアの位置を勝手に入れ替えてしまう
・妻が作った料理の味付けを勝手に変えてしまう」
吉村「姑がやるような」
徳光「確かに」
あき「奥さんが作ってくれた料理を自分で味付けするなんて最悪だよ」
徳光「そうですよね。僕もね、一人暮らしが長くて割合と料理を自分で作ってたんです。一人の時。
そうするとどうしても自分の好みに合わせようとしちゃってね」
田山「これはねぇ、最初の頃はやっぱり汗流すもんですから塩辛いものが食べたいわけですよ。
でも、体の事を心配してくれて 薄味なんですね」
徳光「そうなんですよね」
田山「ですから徳光さんの(気持ちも)わかるんですけど。嫁の前ではやりませんでした」
徳光「どちらでなさってたんですか?」
田山「彼女が2階に行って寝た時に、こっそり出して自分でしょうゆかけて味付けして。一回食べ直しておりましたけどね」
澤部「隠れて気を遣ってっていう」
徳光「隠れてはやってたんですよ」
若林「見えないように」
徳光「やってたんですけどバレちゃった。
当時妻に隠れて料理の味付けを変える際に使っていた技を、こう呼んでおります。次のページ。
『静かなるクレイジーソルト』
嫁がキッチンから離れてたのを見計らって音を立てずに、静かに粗塩であるクレイジーソルトを投入しまくっていたってことですね。
こんな状況を忘れないためのワンポイント・イングリッシュがあります。次のページです。
『嫁ドンビッキーのワンポイント・イングリッシュ』」
いとう「やめなさいよ!どんだけズームインやってんだよ」
徳光「Kuzumitsu used SHIZUKANARU KRAZYSALT every night.
And...he became alone.
クズ光は静かなるクレイジーソルトを毎晩使った。そして...クズ光は一人ぼっちになった」
若林「悲しい英文」
澤部「悲しい英語」
徳光「でもね君たち、英語ってのはこういう実践的なもので覚えていくのが一番いいんです」
吉村「実践的なものですか?」
高橋「全然 実践的じゃない」
澤部「どこが実践的なんだよ」
吉村「響いた人だけ言えばいいんじゃないですか?」
徳光「Ok?Repeat after me.
Kuzumitsu used SHIZUKANARU KRAZYSALT every night.
And...he became alone.
Come on!」
田山「Kuzumitsu used SHIZUKANARU KRAZYSALT every night.」
いとう「やっぱ響きましたね」
田山「一人?一人?」
澤部「クズ光先生 大好きな生徒が一人だけ」
田山「凄くリリシズムというか、心にくるじゃないですか。一人ぼっちになって可愛そうだなって」
徳光「君たちも田山君見習いなさい、ホントに。一番前で一番勤勉で授業を受けてらっしゃいますよ。
ありがとうございます。
こういったしくじった行動も、僕としては掃除はこうした方がいいんじゃないか。
料理はこういう味が好きという意思表示でよかれと思ってやっていた部分もあるんですよ。
ただ妻の不満がもうMAXでございますね。
しかし僕は妻の気持ちを理解できていませんでした。
ある時、自宅のリビングでテレビを見てる際、妻に真剣な顔で『ちょっと話があるんだけど』と呼ばれました。
本当に深刻な表情でした」
澤部「急に来るんだ」
徳光「その時 僕はこんな事思ってました。次のページ。
『せっかく面白いテレビやってんのに』」
澤部「全く気付いてない。何も気付いてない」
いとう「思ってないからですよね」
徳光「全く気付いてなかったですね」
澤部「何 見てたんですか?」
徳光「録画したモノマネ(番組)見てました」
吉村「止めろ!止めろ!」
徳光「本当に僕はダメな夫でしたよ。何ひとつとして妻の気持ちを分かっていませんでした」
若林「本当に言われるもんですか?それまで細かい喧嘩とかは」
徳光「離婚までいく喧嘩はしたことなくて。突然言われてね」
若林「考えてたんでしょうね、奥さんも」
徳光「本当にこれはしくじりましたよね。もうホントに失った時間は戻ってきません。
私は本当に・・・本当に大切な妻を失ってしまいました。
そして離婚後、僕はどのような心境を味わったか。次のページ参りましょう」
澤部「ウソだろ?」
徳光「『とてつもない開放感 俺は自由だー!』」
いとう「大丈夫!?これ~!?」
澤部「沈痛な面持ちは振ってたワケだな!」
若林「そこが違うね。底なしのクズだ!」
澤部「何だこの顔?クズフェイス。何だこれ」
あき「おう!俺は自由だ」
徳光「そして僕はさらにクズな生活に落ちていきますね。
『茅ヶ崎はネバーランド』と発言しておりましたけども、ピーターパン気取りの僕の生活はどうなったんか?
次のページご覧いただきましょう」
それが『六本木ネバーランド誕生』だ。
高橋真麻(34)「ウワ~~~~ッ!」
徳光「茅ヶ崎から一挙に六本木ネバーランドが誕生した訳でございます」
若林「この人スゲー」
徳光「今まで生活費に入れていたお金を全て港区界隈に散財するという生活が始まるわけですよね。
これくらい開き直るとね、ハツラツとしてるでしょ?アタシ」
吉村「離婚して落ち込んでいる感じはしないですね」
徳光はその後の生活を
"週5日 月水以外は六本木 合コン・ラウンジ ガールズバー"と短歌風にまとめた。
まさに自ら"クズ光"と称したしくじり授業だ。
(放送開始から1時間54分後まで)