
【放送日時】
2016/10/24
【TV局】
TBSテレビ系
【番組】
結婚したら人生激変!○○の妻たち
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
本田朋子(33)
【発言内容】
(放送開始から1時間1分後)
元フジテレビアナウンサーの本田(当時30)がバスケットボール選手の五十嵐圭(当時33)と結婚したのは3年前。
身長180cm、世界レベルのスピードで日本代表でも活躍した五十嵐は若い世代の女性ファンが多く、アイドル顔負けの写真集を発売する程のイケメン夫なのだ。
夫を支えるために、本田は結婚後フジテレビを退社。誰もが羨む美女美男カップルの幸せ絶頂な生活が3年後に激変する。
それは今年5月、36歳の五十嵐に突然の「戦力外通告」
本田に訪れた過酷な試練である。
本田「(年俸が変わったなら)主人の年俸に合った暮らしをしていくだけだなと思いますし」
※本田と五十嵐が出会ったのは5年前。
当時28歳の本田は人気アナウンサーで活躍。超多忙なため、休みも余りなく精神的に辛い時期の本田に安らぎを感じさせてくれたのが当時31歳の五十嵐である。
本田「主人は聞き上手だったし、色々と私を受け止めてくれて。その時も結構私も尖ってたところがあると思うんですよね。
心が殺伐としてた時期だったんですけど、そこをすっぽりと丸く包み込んでくれて。
かつ感覚も普通の人だったので。スゴく居心地が良かったんですね」
約2年の交際を経て、3年前に結婚。新婦の本田は両親に
“お父さん、お母さん。まだまだ心配をかけるかもしれませんが、新米夫婦を温かく見守って下さい。
これからもどうぞよろしくお願いします”
と伝え、頭を下げたのだ。
本田は結婚を機に夫が所属するチームの本拠地である名古屋に移住。
「Aを狙え」(TBSテレビ系)で、新居を撮影した映像が公開される。
当時五十嵐が所属していた三菱電機ダイアモンドドルフィンズ名古屋では、選手15人の総年俸は1億5000万円。
1人平均1000万円くらいとなり、プロ野球総年俸1位のソフトバンクホークス(約42億円)とは雲泥の差である。
五十嵐は結婚を機にマンションを購入。昨シーズンの得点、アシストも過去最高の成績をマークする活躍を見せた。
しかし今年5月、本田は五十嵐から戦力外通告を受けたというメールが届く。
“五十嵐が三菱電機名古屋を退団”と新聞に掲載されたのである。
本田「退団を聞いた瞬間は“嘘でしょ?”っていう感じで。“もう うちのチームにはいりません”って言われたようなことじゃないですか。
それがプロ選手だったら仕方のないことなんですけど。
ずっとそばで応援してた私にとっては、自分が言われたような気持ちになっちゃって」
当時32歳の本田は直ぐに夫の元に駆け付けたが、見たこともないほど落ち込んだ五十嵐は、チームからクビを告げられた理由は告げられなかったという。
その五十嵐を笑顔で励ましたのだ。
本田「不安をやっぱり一番感じているのは主人だったと思うので。
私はもう ついて行くだけなので。
ネガティブな言葉は一切言わないようにしたんですけど」
※バスケ界にはプロ野球のようにクビを宣告された選手が、もう一度他チームにアピール出来る“トライアウト制度”はなく
獲得オファーがなければ、引退するしか道がないのだ。
そんな最大の危機の中、新潟アルビレックスBBから五十嵐にオファーが来たのである。
本田「全てを整理するには時間が必要でしたね。でもひとまず“あぁ良かった”って感じです。
今年7月、五十嵐は新潟アルビレックスBBの入団を決意し、名古屋のマンションを引き払い新潟へ引っ越す。
本田「ようやくこう・・・東京から名古屋に住んで慣れてきたころに、また新たな環境に行かなきゃ行けないとか。
寂しいですよね」
そんな本田の心を勇気づけてくれたのは、愛媛に住む父の本田浩二さんから届いたメール。
“贈る言葉 人間至る所青山あり
父と母 木の上から じっと見ている 以上”
※【人間至る所 青山あり】とは
“世の中は広く、死んで骨を埋める場所ぐらいどこにでもあるのだから、成功するためなら どこにでも行って、活躍の場を求めよ”
という意味の言葉。
本田「これを不幸とか残念な事とか悲しい事っていうのじゃなくて、ポジティブにとらえる事は父から教えてもらったと思いますね」
両親を理想の夫婦像だという本田。
本田「私の母は父と結婚したての頃に、父が独立して自分が起業しようかどうか迷ってた時があったらしいんですね。
結婚もしたてだし、そんなにお金もないしっていう状況だったんですけど。
でも母は父に対して“思いっきりやってみたらいいよ”
もし、その事業がダメになったとして 無一文になったとしても“私がリヤカーを押してでも何とか一緒に頑張るから”って。
そういう話を小さい頃から聞いていたので、こうやって夫婦はお互いを思いやりながらやっていくもんだなとも思いましたし」
しかし新潟でも五十嵐に試練が。そのために本田は2015年にスポーツ選手に必要な食事を把握する資格“アスリートフードマイスター”を取得。
これまで以上の徹底した食事管理で試練を乗り越えようとしている。
・疲労を蓄積しない為のメニューを毎日提供する
本田「今の時期は特に体が疲れやすかったりするんですね。
チーム練習始まって1か月ぐらい主人が合流して1か月ぐらいなんですけど、ハードな練習にもなってきて。
練習メニューが変わると疲労度もグッと上がったりするので。
そういう時に鉄分が不足しちゃうと疲れやすくなったりとか」
そんな本田が作ったのが、鉄分豊富なほうれん草とナッツを砕いて和えるおひたし“ほうれん草のナッツ和え”と、免疫力を高める3種類の“キノコの炒め物”
そして疲労回復の効果が高いレンコン・生姜・ニンニクを刻んで混ぜ込む“鶏つくねのハンバーグ”
ひじき、味噌汁、サラダ、ご飯がこの日のメニュー。午後6時に帰宅した五十嵐と共に夕食と楽しむ夫婦の姿がある。
(放送開始から1時間17分後まで)