
7月24日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)に元パリコレモデルでタレントの林マヤ(57)が17年ぶりに出演し、パリコレ時代のバブリーな生活や、一転借金を1億円抱えていた時の事を赤裸々に語った。
上沼恵美子(60)に「(パリコレの)ギャラが凄いんですよね?」と聞かれると「トップモデルは1回が100万円くらいで5回あるので500万。それが2、3週間続くので」と語り、1億円近い収入を得ていた事を明かした。
当時は、かなり金銭感覚がずれており「1万円札が小銭に見えた」や「ちょっと飲みに行くのもホテルの最上階を貸し切ってドンペリをぽんぽん開けてた」など、バブリーな生活を送っていたようだ。
しかし、そこで天狗になった林は、歌手デビューする事を決意。また、CDを出してからはライブをやりたくなったらしく、10ヶ所のライブを決定し、開催費や衣装代に凝った事、出したCDが売れなかった事で1億円の借金を背負う事になったそうだ。
その為、ポスティングやおにぎりをいくつも握るなどの4つのアルバイトを掛け持ちし、夫も違う仕事に行ってたらしい。そんな生活を続けている内「表に出ると悪口を言われている」「自信が無くなり、稼ぐ気も無くなった」など、どんどん精神的に追い詰められ、また「電気やガスも止められ、猫缶を食べていた」というほど生活も困窮を極め、自殺を考えるようになっていったという。
「ダーリンと富士山の麓まで車で行って、崖の所でダーリンと時を待ってた」と本当に後1歩で自殺する寸前という所まで行ったと語った。
その時、風が吹いて、風の方向を見るとソフトクリームの、のぼりが有ったらしく、それを見た2人は最後に食べたいと思ったのだが、買うお金がなかった。
「神様っているんですね。車の中を探したらソフトクリームの小銭が有ったんですよ」と小銭を見つけ、ソフトクリームを買い、1つのソフトクリームを2人で食べたそうだ。
「ダーリンが、美味いねって言った時、もっと美味いものを食べて欲しいって。私の為に全部やめさせて、このままじゃいけないなって思いました」と林を全面的にサポートしてくれた夫の為にも生きなければと思った事を明かした。
今では、借金も完済し、夫婦で農業をしながら自給自足の生活を送ってる林は「ソフトクリームがなかったらここにはいなかった」と語り、幸せそうな2人の写真を公開し、出演者達を安心させていた。