三浦春馬、岸谷五朗に爽やかな笑顔で謝罪する！

7月19日放送された『行列のできる法律相談所』に俳優の三浦春馬（25）が出演し、”私が本気で土下座したい人を実名告白！今夜皆の前で謝罪しますSP！！”で、本気である人に謝りたいということでエピソードを明かした。

2009年、三浦は初舞台に挑戦してて、その舞台の作・演出を手掛けたのが、今回謝りたい俳優”K"。あこがれの先輩との共演に緊張する三浦に”K"は「春馬！連絡先交換しようぜ。俺の名前は”K"大先生と登録しておけよ！」と気さくに声を掛けてくれ、それ以降は公私共にお世話になる間柄になった。

数年後、三浦が友達と食事をしていた時、知らない番号から電話が掛かってきたそう。「もしもし？」と電話に出た三浦に「おー春馬！今何をしてるの？」と気さくな答えが返ってきた。相手に心当たりがない三浦は「え？誰？」とタメ口で答えたそう。すると電話の相手は「岸谷五朗だけど・・・」と。

慌てた三浦は「岸谷さんすみません。この前携帯が壊れてしまって・・・その時連絡先が消えちゃったみたいで」と必死で取り繕うも気まずい空気になってしまったらしい。三浦が本気で謝りたいと思っていた俳優”K"は岸谷五朗（50）だった。

その後、2回目の舞台共演となった時、ある日の終演後、ビールが飲みたくなった三浦は控え室に戻り冷蔵庫にあったビールを飲んだ。しかし、半分くらい飲んだ時に、そのビールの缶に大きく”岸谷”と書かれていることに気づいた。

同じように気づいた岸谷のマネージャーに「岸谷さん用に特別に冷たくしてたビールなんだぞ！」と怒られてしまったらしい。慌ててマネージャーが買いに行き冷蔵庫に冷やしたのだが、ビールが冷え切らないうちに岸谷が控え室に戻って来てしまい、そのビールを飲んでしまったらしい。

だが、その時は、何とかバレずに済んだそうだ。隠れて見ていた三浦は「余りにも美味しそうに飲んでる五朗さんの顔を見てたら、そこでは言えなくて」と飲んでしまったことも告白せず、そのままになってる事と、そんなに冷え切って無くても美味しそうに飲んだ岸谷のこだわりは何だったんだろうと思ってしまったことを色んな意味で謝りたいと思ったという。

そんな三浦に岸谷からメッセージが。「演劇の貴公子春馬へ。私の人生において、芝居の次に大切にしてるのがビールの温度です。ビール様が一番繊細な状態の氷点下でも温度を見計らい一気に喉に流し込む！ビールが一日の芝居と共に人生の幸せを運んでくれるのです。それを君は、万引きしていたのですね？私の心を土足で踏みにじったようなものです」と嫌みたっぷりなメッセージにスタジオにも笑いが上がった。

「しかし、何故でしょう？貴方の太陽のような笑顔で、すみません。飲んじゃいました！と言われたら素直に許してしまう私が居ます。何本でも好きなだけ飲んでくれ～春馬～！岸谷五朗でした」と最後には優しいメッセージに。

三浦は「何で言えなかったんでしょうね、当時」と素直に謝ることが出来なかった自分を反省し「グビッとしてしまって本当に申し訳ありませんでした！」と爽やかな笑顔で謝った。この笑顔で謝られたら、岸谷も許すことしか出来ないだろうと思うくらいの岸谷の言う”太陽のような笑顔”だった。