松本人志、ワイドナショーで一発屋芸人について語る！

【放送日時】
8月16日

【TV局】
フジテレビ系

【番組】
ワイドナショー

【カテゴリ】
発言・失言

【発言者】
H　東野幸治（48）、A　秋元優里（31）、M　松本人志（51）、D　村本大輔（35）、N　古市憲寿（30）

【発言内容】
『第1回　一発屋オールスターズ選抜総選挙2015が、東京ルミネで開かれ、24組中ダントツで
髭男爵が、グランプリを取ったVTRが紹介される
（放送開始30分55秒くらい）
H「えー、髭男爵のお2人、どうも、おめでとうございます」
A「おめでとうございます」
H「さあ、まず、松本さん。ま、でも、おめでたいんじゃないですか？何か一発屋芸人さん皆」
M「あのー・・・」
H「色々、あの手この手でやって」
M「やっぱりね、日本の、お笑いは逞しい」
H「はいはい」
M「なあ・・・と」
H「良いと思います」
M「ねえ、こう、何か、ちょっと、こう、マイナス要素を、敢えて、こう、プラスに変えるというか、ね」
H「はい」
M「ねえ、あのー、ま、面白い・・・面白い？良かったんじゃないですかね」
H「いや、良いと本当に思います」
M「まあ、こういう大会を、この大会が、まず、今回で終わって、一発で終わったら、又、
　面白いけどね。あれも、一発かい！って」
H「いや、それは、二発、三発とやっていきましょう」
M「第2回ないんや！みたいな。面白さもありますけどね」
H「いやいや、髭男爵は良いんですけどね。他の人がね、ジョイマンとか、ムーディーとか」
M「うーん」
H「さ、村本さん、いかがですか？えー、先輩にあたる人もたくさん居ると思いますけど」
D「あー、殆ど、先輩の方で」
H「はい」
D「うーん。何か、あれですよね。何か、この吉本で、えー、現在、えー、NSCっていう
　養成場がね、大体2000人ぐらい。ま、東京・大阪とかで。で、他事務所とかも
　合わせたら、大体、まあ、5000人くらい、やっぱり、毎年、お笑いで、やっぱり
　目指して入ってくるんですよね」
M「あー、そやな」
D「で、その中で、TVに出れる人って、まあ、ホント一握りで。で、結局こういう風に
　ね、この中の1人じゃないですか」
H「うん」
D「僕ね。一発屋ってのはね、結構ね、悪口みたいなイメージの方を、事を言う人が居るんですけど」
H「うん」
D「一発あててる事の凄さ」
H「そうそうそう」
D「っていうのがあるから」
M「うん」
D「それを、世間の、まあまあ、何か、その、一発もあててない」
M「うん」
D「人が、一発屋って言うのと、僕、違うなと思うんですよね」
M「うん」
D「何か、自分の仕事で、でっかい結果残したりとかする、ねえ、人は、やっぱり言わないですから」
H「うんうんうん」
D「何か、1個、何か、その一発屋っていう名前が、どんどん仕事を減らしていくような」
H「うんうん」
D「何か、凄い気持ち悪い、悪口に聞こえるんですよ」
M「うん」
D「一発あててるだけで、凄いって、僕は、思うんですよ」
H「そうよね」
M「ねえ、村本。それ、自分がそうなり得るから言うてんの？それ」
D「だから、先に言うとこかなと思って」
M「フフフフフ」
H「保険！」
D「だから、もし、僕が、今後出なくても」
M「うん」
D「凄く、凄かったんだなという」
M「あはははは」
D「凄いんだなって意識だけでも、持てる」
M「まあ、可能性はあるよね」
M「その言葉を、今日は忘れないでくださいね」
H「たっぷり喋って、保険掛けただけやったな！」
N「一発屋かどうかって、やっぱり分かるんですか？その、新しい人が出て来た時に
　この人は」
H「いや、でも、今でいう8.6秒バズーカとか、とにかく明るい安村君とかは
　何か、ワンフレーズ、ワンセンテンスで笑い取るじゃないですか」
M「うーん」
H「やっぱり、それで、たとうされていくから（恐らく淘汰の間違い）どうしても
　一発屋っていう」
M「まあ、ちょっとね、こう、ワープ的な？あの、ちょっと、ちょ、段階踏んで
　売れていくというよりも、流行語になって、ボーンと上に行く感じは
　あるんですけどね」
N「うーん」
H「どうですか？古市さん。一発屋芸人総選挙っていうニュースなんですけど」
N「まあ、僕も、一発屋って言葉は、余り使わなくても良いかなって思ってて。
　何だろ？この人達にも人生はある訳ですよね」
M「フフフ」
N「だって、毎日生きてるんですよ？」
M「あはははは」
H「生きてますよ」
N「何か、悲しいじゃないですか！」
H「え？」
D「トータル、一番馬鹿にした言い方」
N「いやいや、馬鹿にしてなくて」
H「だから、何か、ホンマ、殴りますよ？」
D「吉本芸人の力を」
H「ホンマ、ゲンコツ行きますよ？」
N「いや、TVで映ってなくても」
H「生きてるって、それは、分かってますよ」
N「どっかで生きてる訳ですよ」
M「ホンマ、我々が、一生懸命ジェンガをしてたのに、バーン！みたいな」
D「やっちまったな」
N「だから、TVから消えても、何か、ライブの仕事だったら誰！とか色々
　ある訳ですよね。それだけでも尊いじゃないですか」
M「尊いです」
N「でも、それで良いんじゃないかなって」
M「でも、まあ・・・」
H「もっとTVに出たいとか、人気者になりたいとか、一杯お金を稼ぎたいとか」
M「うーん」
H「例えば、髭男爵の山田ルイさん（山田ルイ53世（38）ですけども、最近
　3歳の娘が居るんですけど、TVに出てる、ケンドーコバヤシ（43）を観て
　パパと言うと。っていう悲哀を込めた、そういう自虐的なコメントも何とか
　ひねり出しゃね。TVとか」
M「いや、構造が、もう、日本のお笑いは、凄い良い国」
H「凄いですよね」
M「そう、そうなのよ。表裏一体というかね。ホント凄いなと」
H「それは、そうなっても、自虐ネタで笑ってもらったら、嬉しいし」
M「最弱こそ、最強みたいな」
H「そうですね」
M「ねえ、何かありますよね」
H「良い言葉ですね。最弱こそ最強であり」
D「何か、面白いですよね。あ！僕ね、やっぱ、この一発屋の構造調べたんですよ」
M「うん」
D「何で、そうなってしまうのか？みたいな。調べたら、その、さっき松本さんが
　言った、ワープじゃないですけど」
M「うん」
D「やっぱり、例えば、この1個の、すっごいギャグを、例えば1年目で、例えば
　ラッスンゴレライとか作るじゃないですか」
M「うん」
D「それって、凄い、例えば、鎧であって、武器であって・・・ってなって」
M「うん」
D「一気に、こういう凄い人達が居る所に、パッと来る訳ですよね」
M「うん」
D「レベル1の力で、こういう所に来てしまうから」
M「うん」
D「あー、トークが出来へんねや。だから、お前、ギャグだけやっとけってなって」
M「うん」
D「ちゃんと、こう、何か、こう、地道にずっと、こう、ちょっとずつやって来た
　人の方が、地力が付いて強いというか」
M「うん」
D「トークとかで、あったりとかね。返しであったりとか」
H「そういう、言われやすいですよね、本当に」
D「ね」
N「一発屋って人は、つまり、努力が出来ない人って事ですか？」
H「違いますよ、だから」
M「だから」
H「さっき、言うたやん。松本さんが！皆が積み上げてんのを・・・だ！か！ら！
　だ！か！ら！」
M「腹立つわ、もう！」
（放送開始43分28秒ころ）