昭和の名俳優夏木陽介、伝説を語り尽くす！

【放送日時】
2015/08/28

【TV局】
フジテレビ系

【番組】
アウト×デラックス

【カテゴリ】
出来事

【発言者】
夏木陽介(79)、矢部浩之(43)、マツコ・デラックス(42)、高橋ひとみ(54)、坂上忍(48)、矢部美穂(38)、山里亮太(38)

【発言内容】

8月28日放送の『アウト×デラックス』で、昭和の名俳優夏木陽介(79)がゲスト出演し、かつてGメン’75を降板した理由や生涯独身の真実など、アウトなエピソードを披露し出演者たちを驚かせた。

(放送開始から8分後)

高橋「やっぱり若い子が良いんですね」
夏木「あんとき、二十歳だった？」
高橋「あんとき二十歳」
夏木「北海道で一緒に映画観に行った事あったよな？行ったじゃないかよ！ロケのない日に」
高橋「それよりも、夏木さんのそばにずっといたのしか覚えてない」
矢部浩「ちょっと格好良いなと思ってたんだ？」
高橋「もう、めちゃめちゃ！私だから…結婚してくれって言われたらしたかもっていうぐらい好きでした」
マツコ「マジで？」
夏木「しまったな」
矢部浩「びっくりしたんですけど、結婚されてないんですね？」
夏木「1回もした事ないんですよ」
坂上「相当おイタしてると思うんですよね」
矢部浩「自由ですもん」
マツコ「1回されたとかでもなくて！？」
夏木「ないんです」
マツコ「一生、独身、貫き…」
夏木「もう、このまんまですね」
矢部浩「でも、お付き合いしてると、女性の方からこう匂わされたり、そういう時期ってあるじゃないですか」
夏木「まあ、あったかもしれないなあ」
矢部浩「カッコエエなあ！」
高橋「カッコイイ！」
夏木「俺さ、子供の頃から結構悪かったから」
矢部浩「みたいですね。やんちゃ時代がおありやったんですよね」
夏木「自分で例えば結婚してね、男の子が生まれて、俺と同じような性格の子が生まれたらね、多分ね、自分の手で殺しちゃう」
＜OUT！どうかこのまま独身で＞
夏木「そういう心配がすごくあったんです」
矢部浩「それぐらいやんちゃやったと？」
夏木「少しね」
矢部美「私、質問あるんですけどいいですか？」
矢部美「Gメン’75の時のプロデューサーの人と大ゲンカをしてドラマを降りたって聞いたんですけど、それは本当なんですか？」
夏木「それは本当です」
山里「速い！」
矢部美「結構殴り合い？」
夏木「全然殴り合いしない。だって殺しちゃうもん」
＜OUT！Gメンあわや捕まる側＞(スタジオ内笑い)
矢部浩「怖い！夏木さん怖い！」
矢部浩「理由はなんやったんですか？」
夏木「ニューカレドニアっていうとこにロケーション行ったんですよ。帰る前の日にね、制作進行が来て、夏木さん、明日帰るから、今夜プロデューサーを誘ってくださいって言うんだ、食事に」
夏木「いいよっつって。で、プロデューサーに今日一緒に食事に行きましょう。何が食べたい？っつったら、中華って。で、中華料理屋予約して、行った」
夏木「全部食べ終わってカードで支払いして(プロデューサーが)ちょっと待った！金はどうすんの？(夏木)もう払いました」
夏木「(プロデューサーが)なんでだよ！って怒りだしたんですよ」
夏木「でも今日は僕が招待したから僕が払うんです(って言ったら)何でだよ！ってすっげー怒ったんですよ」
夏木「そんな怒られる理由ないからね」
矢部浩「そうですね」
夏木「悪いけど俺、この回終わったら(Gメン’75)辞めるから」
夏木「そしたら、辞める回を作るから、って。もういいっつってね。だからいつの間にか消えたんですアレは」
(一同、エーー！)
矢部浩「それが理由ですか！」
＜OUT！けんか一発さようなら＞
山里「だいたい夏木さんとかが映画界にいる頃って、凄い厳しかったって聞くじゃないですか。ベテランの技術の方とかがすごい若手をイジめたりするっていうの、そういうのとか食らったりしなかったんですか？」
夏木「最初、食らいましたよ。同い年ぐらいの照明部の助手とか、録音部の助手。そういうのがね、僕、最初に映画界入った頃、MGってスポーツカーにね乗ってたんですよ。それがね、三船(敏郎)さんと同じ車なんですよね」
夏木「そしたら、あの野郎、何だ新人のクセに三船とおんなじ車乗ってる、とかっつってね、お前調子に乗ってんじゃねえかみたいに言われたよ」
夏木「分かった。今、仕事中だから、5時に終わるから、オープンセットに来てくれと」
夏木「オープンセットでちょこっとね可愛がってやると、そういうのが3～4回続くと、あいつはヤバいからよそうと」
＜エーー！？＞
山里「何やったの？可愛がるって何やったんですか？絶対頭なでるとかじゃないですよね！」
(スタジオ内笑い)

(放送開始から12分後まで)