有吉の過去の栄光、マツコうらやましがる

【放送日時】
2015/09/02

【TV局】
テレビ朝日系

【番組】
マツコ＆有吉の怒り新党

【カテゴリ】
出来事

【発言者】
マツコ・デラックス(42)、有吉弘行(41)、夏目三久(31)

【発言内容】
9月2日放送の『マツコ＆有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、視聴者からのメールお悩みに答えるトークから、この番組おなじみのマツコ・デラックス(42)と有吉弘行(41)二人による、毒交じりの軽快トークを繰り広げた。

(放送開始から約7分後)

(コンサートで歌手が、歌のサビの部分を観客に「歌って」というのはあまりよろしくないんじゃないか、という話から)
夏目「アンコールはどうですか？アンコールを求める、求められる」
マツコ「あ、あの西川(貴教)さんが言ってたやつ」
(歌手の西川貴教さんはツイッターで、アンコールは歌う側も義務ではないし、お客も強制ではない、と発言し話題に)
マツコ「なんか、細いアンコールで(仕方なく)アンコールになっちゃったって時あるよね。なんかみんな、えっ…？みたいな、こう」
有吉「けっこう…(時計を気にするジェスチャー)みたいなね、帰りたいけど、って」
マツコ「あと、もう今日のコンディションだったら(アンコールはなくても)いいんじゃない？みたいな」
マツコ「でも一部の熱狂的な人がもう、ウワーッていくから、まあまあ、じゃあしょうがないわ、みたいなときはあるよね」
マツコ「多分、西川さんが言ってたのは、そういう時は歌わなくていいだろ？って事でしょ、だから」
マツコ「それはね、私もそう思うんだよ」
有吉「俺もそう思うな。毎回なくてもいいよね」
マツコ「(最近は)アンコール用に確実に曲、用意してあるじゃん、もう。あともう、衣装も替えてくる人とかいるじゃん」
有吉「いるよね」
マツコ「じゃあもう入れちゃえよ最初から、っていうね」
有吉「ねえ」
マツコ「そうなのよ」
有吉「まあお得感出したいんだろうけどね」
マツコ「もう騙されないもん」
有吉「もう騙されないよね」
有吉「俺らもなんか、1回(猿岩石で)コンサートやった時、やっぱりあったもんね、アンコール用の(曲)とか」
マツコ「そうだ、あなたコンサートやってるんだよね」
有吉「僕ら、細いアンコールよ(笑)どっち？どっち…？(笑)」
有吉「でもなんかもう、最初からアンコールの時はこれ、タオル持ってってくださいとかね(後でそのタオルが)売れるから」
マツコ「ああ…」
有吉「これ用に、俺もよく分からないけど、なんかこの…宣伝みたいにやっちゃったりして(笑)そういう事じゃねえよ！汗を拭け、とか(笑)」
マツコ「売れるんだよね、あれはね売れるのよ」
マツコ「持ち歌って何曲あったの？結局」
有吉「けっこうアルバムとか出してたからね、まあ10…20曲近くはあったんじゃないですか？」
夏目「そんなにあったんですか？」
有吉「すごいよね」
マツコ「すごいね」
有吉「すごいでしょ」
マツコ「20曲持ち歌あるの？」
有吉「ぐらいあるのよ、すごいよね、笑うよ(笑)」
マツコ「でも、ツアーやったの？」
有吉「やりましたよ、なんか最終的には中野サンプラザぐらいね。すごいですよ。もうだから、その当時のあれですよ、コンサート仕切ってるのがあれですから、堤監督ですから」
夏目「堤幸彦さん？」
有吉「堤幸彦さんですよ」
マツコ「コンサートの…」
有吉「コンサートの演出やってくれたんですよ、堤さん」
マツコ「あなた、けっこうすごい人たちが関わって出来上がったのね」
有吉「すごい、そうなの、なんかね、利権、利権で」
(一同笑い)
有吉「儲かったからね、やっぱりね、あの頃みんながいろんな事してくれたし」
マツコ「だって、作曲誰だったんだっけ？」
有吉「一番最初のは(元チェッカーズの)藤井兄弟。フミヤさんと尚之さんと」
マツコ「そうだ！」
有吉「そうそうそうそう」
マツコ「イヤだこの人」
有吉「すごいよね、フミヤさんが歌ったデモテープ持ってたんだよ、引っ越しでなくしちゃったけど。なんでなくすんだよ！(笑)なんでなくすんだ俺は！なんで…」
(一同笑い)
マツコ「すごいよねそう考えたら」
有吉「すごいよね。いや、それこそ爆風スランプさんがね曲も作ってくれてるしね、応援歌みたいなの」
マツコ「お金かかってるね」
夏目「ミリオンセラーですか？」
有吉「そうですよ、ミリオンセラーですよ」
夏目「すごいですよね」
マツコ「(夏目に)いくつぐらいだった？」
有吉「もうだから、17～18年前ですからね」
夏目「小学生ですね」
マツコ「そっか、だからよく分かって…もうすごかったんだから、この人たち」
夏目「いやでも、本も学校でみんなで回し読みしてましたよ、猿岩石日記」
有吉「そうかそうか、そうなんですよ、今俺もう、又吉のとか見て悔しい！と思ってるけど、俺けっこう…250万部ぐらい売れてるんだよ」
有吉「あの金どこ行ったの！？気をつけろ又吉！(笑)」
マツコ「いや、そっか…だからCDとさ本で印税、すごかったのよね」
有吉「すごかったんですよ、すごかったんですよ本当に。22か23ぐらい…23ぐらいですよ」
夏目「えっ、それ…お金の話？」
有吉「23億じゃないよ、23歳ぐらいの時に、よ。23億あったら俺、やってねえわ、もう」
マツコ「あんた、23億印税が入るっていったいどれぐらい売れてるのよ」
夏目「ごめんなさい(笑)」
有吉「株の人じゃないんだから」
マツコ「なんかだから、うらやましい…よ、本当」
有吉「経験としてはね」
マツコ「そんな…そんな景色は一生見る事がないじゃない？私たちね」
夏目「はい、そうですね」
マツコ「何千人の人がワーッて言う前に出てってさ、自分の歌ってる歌が100万枚以上売れるんだよ」
有吉「その代り、すごいおっかない恥もかくけどね」
有吉「お台場の、まだ空き地がある頃に、GLAYとかあの…もう、すごい人たちと、なんか5万人ライブみたいのあったんですよ」
マツコ「一緒に出たの？」
有吉「そうですよ。その5万人ライブに一緒に出て、俺らの時、シーンとするっていう。5万人シーンとするって恐怖も味わってますからね」
有吉「それはなかなかね、いろいろ…」
マツコ「どう思うの？どんな感じだったの？それ、その時」
有吉「怖いって思いますよ、もうただ。だからね、どこ行ってもね、お笑いの番組行っても、歌の番組行っても、お芝居やっても映画やっても、俺らが一番実力ないのよ、素人なんですよ」
有吉「もう基礎も何も、まだほら(芸人)始まったばっかりでしょ。だらかもうね…もうなんて言うんですか？負けてるっていう、もう何やってるんだ、こんなとこいちゃいけないっていう」
有吉「ずーっと。なんかで勝負出来るぞっていうのがないんですもん。どこ行ってもバカにされてるんですもん」
マツコ「バカにされてた？」
有吉「まあバカにされるでしょうね。すげえ、鼻で笑われてましたよ」
(一同笑い)
有吉「何やっても…いや、ビビるぐらい怒られる。コンサートとかでも舞台監督にめちゃくちゃ怒られてましたしね、ずっと」
マツコ「だからね、ちょっとね、なんて言うんだろう？なんかね、負い目があるんだよね私、そこは」
マツコ「何かを乗り越えてきた人たちに対する」
有吉「いや、でもまあ、こういうの言うとイヤがるしさ、そういうのも言うのおかしいだろうなとは思うけど、やっぱりほら(マツコさんも)いろいろイヤな事多いだろうなと思って。そうすると常に、そういうの…」
マツコ「もうマヒしちゃってるんだよね、そこは。何がいい事で何がまずい事なんだか…」
有吉「(笑)いい事もけっこうあるしね」
マツコ「そうなのよ。でももう、いい事もいい事だって思えなくなってきちゃって訳分からないんだけど、とにかくなんて言うんだろう？ドラマチックな何かに…それがたとえポジティブな事だろうがネガティブな事だろうが、最近すごいそれを求めてる」
有吉「ああ…」
マツコ「このままこんな感じでずっと…死んでいくのかなって思うと」
有吉「そうね、自伝にやっぱり、大きなのが欲しいよね」
マツコ「欲しいよねやっぱり。だって結婚もないわけだし、出産もないわけだし」
有吉「そうね」
マツコ「そうなってくるともう、何？」
有吉「(何か)事件をね、そうなるよね」
マツコ「やっぱりそうなるとね、それしかなくなってきちゃうじゃない？」
有吉「事件、事故だよね」
マツコ「事件、事故！それは…事故はイヤだわ、事件がいいわ」
有吉「事故はイヤだね」
マツコ「事件がいいわっておかしいけどちょっと。だからすごい、いいなと思う」
有吉「うんうん…まあ、そうですよね」
マツコ「…(メールは)なんの話だっけ？」
(一同笑い)

(放送開始から14分後まで)