林家三平、パーティーのためには借金もする

【放送日時】
2015/09/02

【TV局】
日本テレビ系

【番組】
ナカイの窓

【カテゴリ】
出来事

【発言者】
中居正広(43)、林家三平(44)、近藤春名(32)、武田双雲(40)

【発言内容】
9月2日放送の『ナカイの窓　伝統芸能SP』(日本テレビ系)に落語家の林家三平(44)がゲスト出演し、落語家のお金事情を語り、中居正広(43)ら出演者を驚かせた。

(放送開始から約39分30秒後)

中居「落語家さんて、何が収入源ですか？」
林家「噺家っていうのは修行っていうか、身分制度があるんですよ。見習い、前座、二ツ目、真打っていう(※上方落語にはこの制度はありません)前座時代って1日働いて給金が1,000円だったんです」
近藤「ほお、1日1,000円」
中居「て言うと、月で言うと」
林家「3万円。でもやっぱり前座時代はすごくありがたかったのは、お年玉がいっぱいもらえたんです」
(観客、エーー)
中居「どれぐらいもらえるの？」
林家「1人1,000円て考えても、真打で190人ぐらいいますから」
近藤「ええっ！全員がそうやってくださるって事ですか？」
林家「だから、2,000円とか3,000円もらえると本当に嬉しいんです」
中居「20万とか30万になるって事だよね」
林家「はい。でもそれを使っちゃいけないんです。二ツ目になると初めて羽織りと着物、紋付が着けられるんですよ。それの為のお足(おあし)として取っておかなきゃいけないんです。作るための着物代として取っておかなきゃいけないんです」
中居「それ誰か出してくれないの？お父…それこそ親とか…」
林家「ほとんどは自分ですね」
近藤「しかも真打に上がった時にもお金がかかったりするんですよね」
林家「はい、パーティーをやらなきゃいけないんです」
中居「自腹なの？」
林家「自腹です」
中居「ええっ！？」
林家「これがキツいんです」
中居「いくらぐらいなの？そのパーティーとかって」
林家「高級外車が1台買えるぐらいのパーティーをやらなきゃいけない時もありますよね」
(観客、エーー)
近藤「はあ～」
中居「(金額が)4ケタいく時もあるの？」
林家「ありますね」
中居「4ケタ持ってないじゃん、だって」
林家「持ってない時は、借金もしますね」
(観客、エーー)
中居「えっ、金融会社から？」
林家「金融っていうか、銀行さんとか」
中居「パーティーするために銀行からお金借りるの？」
林家「はい」
中居「おかしな話だよね」
林家「いやいや、借ります借ります」
中居「ええ～っ！」
近藤「そこまでしてやった(パーティーの)その様子が」
中居「自腹パーティー？」
近藤「はい自腹パーティーの様子がありますんで」
(一同笑い)
(豪華絢爛なパーティーとは、2002年の真打昇進披露宴では鳩山邦夫さんや森光子さん、渡哲也さんなど総勢700名の有名人が出席、北島三郎の豪華な余興もあった。もちろんサブちゃんのギャラは三平の自腹。そして2009年の林家三平襲名披露宴では市川團十郎さんや安倍晋三首相、アントニオ猪木参議院議員など総勢850名の有名人が出席)
中居「これさ、1000万円じゃないよね？」
林家「ああ、もうちょっといってますね」
中居「全然いくよね。俺もそんな詳しいわけじゃないけども、余裕でいってるね」
林家「はい」
中居「いやそのために借金するってすごいよね」
近藤「すごいですよね」
中居「ちょっとないなあ、なんか俺の感覚の中では」
林家「北島三郎さんも父のつながりで、お願いしますって来ていただいて(余興を)やってもらって」
林家「で、私のパーティーじゃないですか。(出席者は)帰る時にみんな、良いディナーショーだったねって言って帰って行ったんです」
(一同笑い)
武田「持っていかれましたね、全部ね」
林家「ええ、持っていかれましたね、ええ」
(一同笑い)

(放送開始から約43分後まで)