
【放送日時】
2015/09/13
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
行列のできる法律相談所
【カテゴリ】
出来事
【発言者】
相武紗季(30)、後藤輝基(41)、東野幸治(48)
【発言内容】
9月13日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、女優の相武紗季(30)がゲスト出演し、実姉のタカラジェンヌ、音羽ゆり(32)が今年の5月に宝塚を退団した際のラスト公演を観劇した時の事を語った。
(放送開始から約17分30秒後)
(VTR、ナレーション)
普段、自分の事では泣かない相武が泣いた事とは、2歳年上の姉の事だった。姉、ゆりには子供の頃からの夢があった。その夢とは、タカラジェンヌになる事。そのために、幼少からクラシックバレエや日本舞踊を習い、人生の全てを宝塚入団に捧げた。
ゆり「紗季ちゃんも一緒に宝塚目指そうよ」
相武「私、興味ないからやらない…」
と、相武は宝塚に全く興味がなかったが、姉ゆりさんの夢を少しでも手助けしようと、ゆりさんの分まで家の手伝いを進んでやった。また、母と2人で買い物に出かけても
相武「これ、お姉ちゃんに似合いそうだね、これもお姉ちゃんに買ってあげて」
と、姉ゆりさんの事ばかり。
その甲斐あって、2001年、ゆりさんは宝塚に入団、夢を実現させた。そんなゆりさんは、歌唱力が優れた人しか選ばれない花形スター「エトワール」を何度も演じた。そしてその姿は、相武の夢でもあった。
そんなゆりさんが14年在籍の宝塚歌劇団を退団する事に。今年5月、ゆりさんのラスト公演を家族で観劇。そのクライマックスでとんでもない出来事が起こった。舞台のゆりさんの姿が目に入ると、
相武「(心の声)夢を叶えるためにずっと努力してきたお姉ちゃんはスゴい!」
相武の目に自然と涙があふれて来た。その時、う゛っ、う゛っ、う゛っ、う゛っ、と会場に響き渡るほどの嗚咽が聞こえてくる。その声の主は、隣に座っていた相武の父だった。
相武「(心の声)お父さん泣きすぎでしょ!もう…恥ずかしいよ」
その豪快な泣き姿は舞台上からも分かるほど。
父があまりにも泣きすぎて、相武の涙もすっかり引いてしまった。
(スタジオ)
後藤「相武さん、お姉さんが宝塚ということですけども。やっぱり入るの難しい?」
東野「めちゃめちゃ厳しいですよ、そして入ってからも厳しいですから宝塚は」
東野「…ごめんなさいね急にしゃべりだして、すいません」
(一同笑い)
東野「地元やから、僕地元宝塚なんですよ」
後藤「やっぱり泣きましたか?(ラスト公演の)あの瞬間は」
相武「泣きましたね、私、姉の事はすごく大事に思ってるんですけど、そんなに心から尊敬してたんだっていうのを初めて気づいたのが、最終日の公演中だったんで」
相武「(ラスト公演を)見てて、こういう風に私もなりたかったんだなって、初めて気づいたんです」
後藤「う~ん、ねぇ」
相武「自分でもビックリするくらい泣きました」
後藤「お父さんもだいぶ泣いてた?」
相武「そう!私見ながら静かに涙を流してこらえてたのに、父はウッ、ウッって嗚咽して泣いて」
(放送開始から約28分30秒後)