
・テレビ発言
【放送日時】
2016/04/07
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
アウト×デラックスアウトスプリングSP
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
矢部浩之(44・ナインティナイン)、石坂浩二(74)、マツコ・デラックス(43)、大鶴義丹(47)山里亮太(38)
【発言内容】
(放送開始から7分後)
1969年、フジテレビ『スター千一夜』の司会に抜擢された石坂であるが…
矢部「すごいで。ギャラ0円!」
マツコ「え?」
石坂「そうか。これ、話長くなるんですけど…あのね、ある僕作家の絵がすごい好きで、死ぬまでにデッサンでも何でもいいから持ちたいとずっと思ってたんですね。そしたら、ポンッと岐阜の画商に出たっていう知らせが入ったの。それがね、1500万もするんですよ。貯金全部かき集めたら500万しかなかったんですよ」
矢部「はい」
石坂「それで、フジテレビさんにバンス(前借り)をお願いできないか…『1000万、貸してもらえないでしょうか』と」
矢部「すげー!これ石坂さん、すごいっすね」
石坂「そうしたらね、『じゃ、スター千一夜からずっと引いていくから貸してやる』って貸してくださったんです」
矢部「すげー!今のフジテレビやったら無理かもね」
マツコ「だからいい時代。前借りできたんだ、昔。出版社とかは今でもたまにあるけどね。テレビ局はないよね、今は」
石坂「いやでも、マツコさんぐらいだったらいけますよ。これだけ貢献してれば。その代わり、次回からタダになりますよ」
矢部「いやでも、貯めてますから、マツコは」
マツコ「貯めてるよ!」
矢部「目が死んでた」
マツコ「今でもその絵をお持ちですか?」
石坂「もちろん、それは」
矢部「それはすぐ買いに行かれたんですか?」
石坂「それですぐあの…東京の知ってる画商さんに『本物かどうか確かめながら買ってくれ』と。そしたら『本物でした』と。で、買って」
大鶴「『お宝』ですね」
マツコ「鑑定をしっかりされて」
山里「0円の時期はどのぐらい続くんですか?ギャラ0が」
石坂「実はスター千一夜中に返しきれなかったんですよ。スター千の時はそんなに高くなかったんで。で、その後の昼ドラに、『人間の條件』というのがあって、松平健(62)さんがお出になってたんですけど、『これのナレーションをやれ』と言われて」
矢部「ナレーション」
石坂「で、そのナレーションをやりました。そしたらこれが、調布の撮影所なんですよ、ナレーション録りに行くのが。遠いんですよ。で、遠いってのをちょっと訴えかけたんですよ。そしたら『じゃ、車代だけ出してやろう』って言われて。タクシー代だけもらいました。その途中で完済しました」
山里「金借りてる人間が、職場が遠いって言うってなかなかすごいですよね」
矢部「なかなかすごい」
(放送開始から10分後まで)