
【放送日時】
2016/04/20
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
ミヤネ屋
【カテゴリ】
発言
【発言者】
宮根誠司(フリーアナウンサー・52)、梅田康弘(京都大学名誉教授、地震学者・72)
【発言内容】
熊本地震についての特集。
(放送開始から37分後)
宮根「あのー阪神・淡路大震災でも大変な被害が出ましたけども、あの阪神・淡路大震災の時もいわゆる直下型の地震で、あれはまぁバシッ!と一気にいった。で、今回のこの地震も大きな被害、大きな揺れは出たんだけども、えーいわゆる、この阿蘇山から流れ込んできた火山灰など、それから川の砂利とかそういうものの柔らかい地層なんで、スパッといったわけではなくって」
梅田「えっ」
宮根「スパっといったんだけども、まだこう、揺れてる…」
梅田「えーっと、ちょっとあの、宮根さんは火山灰で柔らかいとおっしゃったけど、それはあの表層の話で、そうじゃない地震はもっと深い10kmぐらいのとこですから」
宮根「そこは何なんですか」
梅田「いやそれは岩盤です。岩盤ですけど、あの熱せられてて、脆くなってるんですね。火山灰の脆さとはまた話は別です」
宮根「いわゆるでも、よく言われてんのはこの辺りのね、地層がすごく緩いんで、この辺はすごく揺れるっていうことですけどそれは違って、家の倒壊とかそういうことも」
梅田「それは揺れの方ですね。震源でバシッ!と割れるというのと、それによって、地層が柔らかくて大きく揺れるというのは別の話です」
宮根「あ、そういう意味か。だから地層の岩盤がピシっというところっていうのは固さは固いんだけども、伝わり方として、えー火山灰だとか砂利があるから揺れが激しい」
梅田「そういうことです」
(放送開始から38分まで)