
・テレビ発言
【放送日時】
2015/12/16
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
マツコ&有吉の怒り新党
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
有吉弘行(41)、マツコ・デラックス(43)
【発言内容】
(放送開始から21分後)
『嘘のエピソードトークをするタレントに腹が立つ』との視聴者からの怒りメールを元にトークを展開。
有吉「僕らもネタ見せ、若い頃に、(マネージャーに)『優香みたいになれ!』って言われたからね。『はぁ!?』『優香みたいなタレントになれ!』って言われて、『はぁ!?』」
マツコ「えっあなたが言われたの?」
有吉「そうですよ。我々みたいな世代が集められて、なんかネタ見せの時、『お前ら全然ダメだ』みたいに。なんか『もっと優香みたいになれ!』って。『はぁ!?』」
マツコ「どういう‥どういう事なの?優香って」
有吉「何だ?優香みたいになれって。なんか上手にやれって事だよね。志村さんともうまく絡むし、誰ともうまくやって」
マツコ「あっそういう事?」
有吉「あれやって、これやって。だけどそれじゃ、じゃあ『僕らそんなの出来ません』って言ったら、あからさまに反抗したらもうそれで嫌われちゃうからね。ネタ見せ通してもらえないみたいな。そんなんだからそりゃね、『前いけ!』ってマネージャーに言われたら、女の子はバーっと出るし、嘘もつくよ」
マツコ「それ、その子‥その子がもし(番組制作のためのアンケートに嘘のエピソードを)書いたとしても、賢いマネージャーだったらそれは消させるよね」
有吉「そうよ、そうよ、そうよ。基本は嘘つかなきゃいいんだよ。本当はね」
マツコ「まあね」
有吉「本当に面白い話をすればいいんだけど、ちょっとその場の空気でさ『あれ、笑いきてない』と思ったら、『1個足してみるか』とかさ。『もう1個‥もう1個ストレート打ってみるか』とか。そのうち嘘が出ちゃうんだよ」
マツコ「だから逆にちょっと責任感の強い人だったりもするのよね」
有吉「そうそうそう‥」
マツコ「思わず嘘ついちゃう人って。なんかもう笑いが起きていなくても怖くなくなってきた、でもだんだん」
有吉「そうね、そうなるんだよね」
マツコ「もうなってきた」
有吉「年とるとね」
マツコ「昔は盛っちゃってたよ。私結構、今それね、反省してるのよ。その、昔、なんか対談集に出たの。で、すごいメンツだったのよ。もう、もう本当法スレスレで生きてるみたいな人たちの中に、入れられちゃったの。まだまだ全然ペーペーだった頃に。だから話100倍ぐらいにして話したのね。でも、それが今活字に残ってるじゃん。まあ、だから嘘をついたって事なわけじゃん」
有吉「そうだね」
マツコ「それはね、本当十字架」
有吉「そうだね」
マツコ「ああ、嘘を世の中に言ってしまった。もう形として残ってるっていうのが、それをだから何‥こう逆に戒めにして、もうウケなくてもいいから嘘つくのはやめようって思ったのよ」
有吉「なんかなんでもかんでもこう笑いが起こらなきゃいけないっていうのが間違えてんだね。興味深い話とかもあるからね。いろんなもんがあるんだけど」
マツコ「でも若いとわかんないのよ」
有吉「そうなんだよね。ワッ!ワッ!ウワーって‥ってなってないと(ウケないと不安)」
マツコ「『すごいでるね、変わってる人ですね、特殊な人ですね』って言われないと、自分に価値がないんじゃないかって思う時期があるのよ」
(放送開始から24分後まで)