坂上忍、近藤真彦にビンタされ逆ギレ！？

【放送日時】
2015/12/21

【TV局】
日本テレビ系

【番組】
しゃべくり007

【カテゴリ】
出来事

【発言者】
坂上忍(48)、近藤真彦(51)、上田晋也(45)、有田哲平(44)、福田充徳(40)、原田泰造(45)、名倉潤(47)


【発言内容】

12月21日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に近藤真彦(51)がゲスト出演し、近藤真彦に今、会わせたい人を呼ぶというコーナーで、坂上忍(48)がサプライズゲストとして登場した。そこで坂上忍が語った近藤との過去は、坂上にとっては忘れられない過去だったが、近藤にとってはとっくに忘れてしまっていた、ある出来事だった。

(放送開始から約40分40秒後)

上田「(坂上に)何ですか？この、殴られてキレたっていうのは」
坂上「これはあの～、僕、マッチさんと30年ぐらい前ですかね？」
近藤「僕のドラマに出てた…」
坂上「兄弟でしたっけ？」
近藤「兄弟だったと。それは覚えてるよ、あの～…」
坂上「『ニッポン親不孝物語』、っていう」
近藤「日本テレビ…？」
坂上「そうです」
原田「ジャケットが長いやつだ」
坂上「ああ、そうそう。で、連ドラで…多分、兄弟の役やらせていただいてて。兄弟ゲンカのシーンがあったんですよ。それで、殺陣師の人に手ぇつけてもらうじゃないですか」
坂上「そしたら本番で、よりによってマッチさんが手ぇ間違えて、俺にビンタ食らわせたんですよ」
近藤「ハハハハ…(笑)」
坂上「それでブチッてキレて」
上田「坂上さんが？」
坂上「そう。それで楽屋に戻って閉じこもって…プロデューサーの人がなだめに来たんだけど気がおさまらなくて、帰っちゃったんです」
福田「えっ！？」
(観客、エーーッ！)
上田「え、でもマッチさんはちょっと間違えただけなんでしょ？」
坂上「ちょっと待って」
上田「はいはい、うん」
(一同笑い)
坂上「殺陣って危険なんですよ」
上田「まぁまぁ、それは」
坂上「手を間違えたらケガをするんですよ」
上田「まぁまぁ…はい」
坂上「間違えたのは僕じゃないんですよ」
上田「でもごめんなさい、その…何かね、刀持ってとかだと大変…ビンタぐらいなんでしょ？」
坂上「いや……手刀でしょ」
(一同笑い)
上田「急に危険な言い方してますけど(笑)ビンタでしょ！あなたがビンタっておっしゃったんですよ！ねぇ！？」
坂上「(苦笑)そうそうそう。ビンタされたの」
上田「ビンタぐらい…あぁ～ごめんごめん間違えちゃった、って…」
有田「当然そうでしょ。なりましたよね？」
坂上「マッチさんはね、あの、その時ね、謝らなかった。マッチさんあんまり気付いてなかった」
有田「だったら殴られた瞬間その場で、何すか！って言えば良かったじゃないですか。楽屋に行って閉じこもっちゃったんでしょ！？(笑)」
(一同笑い)
名倉「閉じこもって帰るって、何やってんの？」
上田「マッチさんは全然、自分のせいでキレて帰ったとは思ってらっしゃらないんでしょ？」
近藤「いやいや…弟役で出てくれたのは知ってますけど、そのシーンがあってビンタしちゃって、帰っちゃったっていうのは記憶にない」
上田「次の日とかに会ったワケですよね、また。次の撮影の日」
坂上「そう。それで僕はドキドキしてたの」
(一同笑い)
坂上「だってさ、帰っちゃダメだから！」
上田「帰るなよそしたら！」
坂上「そうなのよ！」
原田「やっちゃったんだ(笑)」
坂上「そうなの！だけどもうカァッと頭にきて帰っちゃったから、これチョ～ヤベぇよ、と思って。それで、でもドキドキする反面、悪いなと思う反面、いや俺が手ぇ間違えたワケじゃねぇし、と思って」
坂上「その何か…カッコつけるのとビビってるのと両方で、こうやってマッチさんに会ったら、何も変わらずにあの～、対応してくれたの今まで通りに」
坂上「何てこの人、良い人なんだろうと思って」
(一同笑い)
福田「それに比べて」
原田「(笑)今日、謝りに来たの？」
上田「ごめん坂上さん、何しに来たの？あぁそうだ、会わせたい理由ね。そうか、坂上さんが来たいって言ったワケじゃないから」
近藤「あぁ、スタッフが、か」
上田「えぇ～っと何だ？あぁ、会わせたい理由。本当はあの時マッチさんがどう思っていたのか、ここでハッキリして欲しくて会わせたかった」
福田「あぁ～、なるほど」
坂上「でももう判明してるじゃん！何にも知らないじゃん！！」
(一同笑い)
有田「知らないからね(笑)」
坂上「何これ？」
(一同笑い)
有田「(坂上がキレて帰ったという当時の出来事を、マッチは)知らないから、大人の対応、いつも通りの対応しちゃってたんですって」
坂上「僕はもうだから、申し訳ないのと、それをどっかで(マッチが)あの～…知ってたら、あのガキッ！って思ってるかも知れないと思って…」
(一同、あぁ～)
上田「でもごめんなさい、ドラマの世界分かんないですけど、あっごめんごめん！いやイイっすよ！で、済まないの？そういうのって」
坂上「だってごめんごめんって言われてないもん」
(一同笑い)
上田「(マッチに)間違えた事にも気付いてない？」
近藤「(スッと立ち上がり坂上に歩み寄り)ごめん、悪かった(と握手を求める)」
坂上「(近づくマッチにビビり、後ずさりながら)本当～？おぉ～！もう～…！」
(一同笑い、拍手)
上田「大人の対応！いやだってね、どう冷静に、もうどんなひいき目に見ても、坂上さんがおかしいんですよさっきから！」
(一同笑い)
坂上、じっと上田を睨み付ける。
上田「だってじゃあね、坂上さんが逆にマッチさんの立場だったとしましょう」
坂上「うん」
上田「自分が間違えて手ぇ入っちゃった。でも勘違いでですよ、間違えて入っちゃいました。その後輩帰りました。どう思います？」
坂上「手が…僕が間違えて手が入ったとしても、やっぱ本気でやんなきゃダメだから、謝りはしない」
(一同笑い)
上田「そうでしょ？謝らないんですよね？ねっ？で、帰りました、ブチキレて。その後輩どう思います？」
坂上「どこの事務所だ？って言う」
(一同笑い)
坂上「ハハハハハッ！(と自分で言って爆笑)」
福田「最低やな！(笑)」
上田「(笑)え、じゃあ、どこの事務所だ？って聞いてどうするんですか？その後」
坂上「その後？それが大手の事務所だったら…ふ～～ん(目をつむって頷く)」
(一同笑い)
有田「最低だよ！(笑)最低！」
福田「最低やな！(笑)」
上田「ね？どう考えても坂上さんが間違えてるでしょ？」
(一同笑い)
坂上「(半笑いで)そう？」
上田「だってマッチさんはね、別に…」
坂上「でも僕の心のモヤモヤがあったんですよ」
上田「ええ。それ以来(30年ぶり)なんですか？今日って」
坂上「そうすよね？」
近藤「それ以来」
(一同、へぇ～～)
上田「あっ、そうなんだ！」
近藤「僕はテレビでよく観てますから」
坂上「僕はだって…テレビでよく観てます」
上田「いやいやもうごめん、何をしに来たのか分からない！よく観てますよ～って、お互いに(笑)」
坂上「いや本当は僕は今日来て、俺が謝んなきゃいけないと思って来たから」
近藤「ハハハッ」
上田「そうですよね。ちょっと謝ってもらえます？だってマッチさん…」
坂上「いや。っていうかそれはだって、さっきマッチさんが謝ってくれたから、それで終わりにしときゃいい話で」
(一同笑い)
上田「違うよ！先輩が謝ってそれで終わり？悪いの坂上さんなんですから、そりゃあもう謝っとかないと！帰っちゃったんだから。坂上さん、ね、30年越しにちょっと謝りましょう」
坂上「あの時、痛かったっすけど～…」
徳井「声が小さいっ！！」
(一同笑い)
原田「何であいつ(笑)マッチさん側なんだ？」
福田「そらそうや。心から、心から謝罪しないと」
坂上「いや、もう本当、生意気盛りな僕でしたけど、ご迷惑をおかけしましたけど、何事もなかったように接していただいて本当に感謝をしております。ありがとうございました」
(一同拍手)
上田「じゃあすいません、マッチさん、許してあげてもらえます？」
近藤「いやもうこちらこそ、本当に(と頭を下げる)」
上田「まぁ許すも何も、最初から記憶にないんですからね！」
(一同笑い)
名倉「でも、すごい、すごいすごい」
上田「でも良かった良かった。スタッフもすっきりしたし、坂上さんもね、すっきりなさったんじゃないでしょうか」

(放送開始から約47分後まで)