
・テレビ発言
【放送日時】
2016/01/11
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
間寛平(66)、若林正恭(37)、澤部佑(29)、伊集院光(48)、吉村崇(35)、菊地亜美(25)、あき竹城(68)、遼河はるひ(39)
【発言内容】
(放送開始から16分後)
間「僕が26歳の頃ですよ。その時のお話ですけどね。僕が深く考えずにハンコをポンとこう押してしまったんだ。これが僕の記念すべき保証人デビュー。これでしたね。でも自分の中では『俺ええ事したな』と、『人助けした』と、まあそう思ってました。それに『先輩がちゃんと返済すれば何の問題もないわけだし』ところがそれから半年過ぎた頃でしたよ。こんなことが起きました。次のページ開けてみてください」
一同「うわー」
間「これね、『先輩芸人が蒸発』と」
一同「うわー」
若林「あららら…」
澤部「これは怖い」
間「仕事の合間に逃げたんですよ」
伊集院「仕事の合間に?」
間「当時僕と先輩が共演してたテレビ番組。収録が昼の12時から1時まであって。ほんで今度新喜劇が3時半からなんですよ。この2時間半の間に逃げたわけです」
一同「えー」
間「そうなんですよね」
伊集院「前触れとかないんですか?全然何にも言わないんですか?」
間「何にも言わずに出て…逃げていってしまったんですよね。その時に僕は思いましたよ。次のページ、開けてみてください。『なーぜじゃ(間のギャグ口調で)』」
吉村「出た!」
若林「余裕ないでしょ!こんな」
澤部「教科書にもう本当にギャグが入ってくるんですね。じゃなんであんなやるんですか?途中途中。書かれてるんならいいじゃないですか」
間「ほんで借金の保証人になった相手が蒸発してしまう。するとこの後どうなるかまとめてみました。先輩が蒸発、借金取りが先輩を探す、先輩は見つからない、借金の返済義務が保証人の間寛平に生じる、で間寛平が530万円の借金を背負う。このようにして僕は530万円の借金を肩代わり、代わりに背負うことになったわけですよ。保証人の恐ろしさを理解していただけましたか?」
一同「はい」
間「しかもこの借金は当時街金と言われていた金融業者のものなので、利子が月7分。ということは100万借りたら月7万の利子」
伊集院「月ですよね?月」
間「そうです、そうです、そうです。ちょっとあの菊池さん?ちょっと聞くけど530万、これが7分の利子として、だいたいいくらになると思う?」
菊池「530万の7分…」
間「7分やで、7分」
菊池「400万ぐらいですか?えっわかんない」
間「君アーホやね!」
菊池「ごめんなさい、ごめんなさい」
澤部「寛平師匠に言われた」
菊池「何ですか?正解…正解…」
間「37万1000円ですよ」
伊集院「月ですよね?」
間「月ですよ」
澤部「すごいな、でか!」
間「払わなくてはいけないわけですよ」
伊集院「月37万払っても元の借金は一切減らないんですもんね」
あき「あー頭が減らないんだ。どんどん、どんどん」
間「わかるよね?これ」
一同「わかります」
間「僕がどんな状態になっていってるのか。ヘラヘラヘラヘラ笑いながらやってるけど」
伊集院「すいません、はい」
間「本当はすごいことになってたんだ。わかる?」
遼河「わかります」
(放送開始から20分後まで)