マツコ有吉、日本の風習・紅白への捉え方

・テレビ発言

【放送日時】
2016/01/27

【TV局】
テレビ朝日系

【番組】
マツコ＆有吉の怒り新党

【カテゴリ】
発言・失言

【発言者】
M マツコ・デラックス（43）、A 有吉弘行（41）、N 夏目三久（32）

【発言内容】

（放送開始から9分後）

マツコ「でもちゃんと…ちゃんと行く？あの…初詣とかさ、ああいうの」

有吉「初詣は…まあ、行きますね」

マツコ「あ、そう」

有吉「まあ、まあ、なんか本当、イベントで。クリスマスとかそんなハロウィンとかはやんないけど、お正月ぐらいはなんかちょっと行きたいみたいなところあるの」

マツコ「何？ちゃんと自分の氏神様に行くの？」

有吉「うん、なんかその自分の住んでるとこの一番近所の…」

マツコ「あーじゃあ一緒だ、私も」

有吉「行ったりしますね。あんま大きい所は別に」

マツコ「私も大きい所は行かない。近所の氏神様に行く。行く？」

夏目「はい。私も氏神様がいいかなと思って…」

マツコ「結構みんなちゃんとやってるのね」

有吉「相変わらず僕だって今年もあの…あれ行きましたし。あの、熊手買いに」

熊手『福をかき集めるという意味の縁起物。毎年大きくしていくといいとされてる』とのテロップ

有吉「花園神社に」

マツコ「もう結構でかくなってるでしょ？」

有吉「もう結構でかく…もうね、もうあの、ストップしました、大きくするのは」

マツコ「あれ、ストップできるんだ」

有吉「またそれも融通利いてるんだ。『大丈夫よ』っておっしゃってて。『あ、大丈夫、大丈夫！』って」

マツコ「あれ、いいんだ」

有吉「もう結構、持って帰るの大変ぐらいになったんで」

マツコ「それ、家にずっと置いてあるの？」

有吉「家に飾ってますよ」

マツコ「ちゃんとしてるね」

有吉「そう、なんか好きになってきましたね、どんどんね、ああいうのがね。クリスマスとかもう屁みたいに思ってきてますけど、今。何の思い入れもなくなってきてますけど。お正月とかそういうのはやっぱり」

マツコ「昔さ、あの…多分、そうだと思うけど、お盆とかさ、ろうそくでさ…何だ？ろうそくじゃないや、なんだっけ？」

夏目「お茄子…」

マツコ「茄子とかきゅうり」

有吉「茄子、きゅうりね」

夏目「割り箸立てて…」

精霊馬『お盆に先祖を迎え入れる乗り物としてきゅうりと茄子を馬と牛に見立てた風習』とのテロップ

マツコ「そう、これこれ、これこれ！」

有吉「『何これ？』と思うよね」

マツコ「これ本当私」

有吉「めちゃくちゃシュールですもんね」

マツコ「こんなのさ、田舎の方とかならやってんだろうけど、うちの近所やってる人いなかったのよ」

有吉「祖先が茄子ときゅうりに乗ってやってくる？めちゃくちゃシュールでしょ。すごいよね」

マツコ「うちちょっと何かオカルトなのかとか思ってたのよ。子供の頃」

有吉「なるほど、なるほど、分かるよ」

マツコ「もうあんまりそんなうちもう、千葉の住宅街だったから、そんながっつりやってる家もなかったから『うちはなんかおかしいのか』と思ってたけど。あれだんだん年食ってくると『どうしよう、私マンションだけどやろうかな』みたいな気になってくるよね」

有吉「マツコさんとか、もともとそういう歌とか好きだからあれだけど、やっと最近『紅白』がだいぶしみてくるようになったわ」

マツコ「あっそう」

有吉「うん、やっと」

マツコ「これ、言ってやって。あなたが言うとまた流れ変わるからさ」

有吉「何て？」

マツコ「いやいや、最近紅白でさ『ヒット曲もない人が出るな』とかさ、言う人多いじゃん。そういうのじゃないんだって、紅白は。それとはまたちょっと違うのよ」

有吉「紅白はまた独特な味があるんでしょ？」

マツコ「そうなのよ。私まだ北島三郎（79）さんが引退したことでなんか落ち着かないのよ」

有吉「寂しいね」

マツコ「寂しいのよ」

有吉「確かに、本当だ」

マツコ「なんて言うのかな…ぜひNHKにもその辺を割りきってほしい」

有吉「あーもうね。独自でいいんだね」

マツコ「世の中に迎合しようみたいなことしないでほしいな」

有吉「情とかね？情とかでいいんだよね？」

マツコ「いろんなのでいいの。あのね、あの…泣ければいいの」

有吉「あーなるほどね。分かる、分かる。なんかいいよね」

（放送開始から12分後まで）