
【放送日時】
2016/2/14
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
ワイドナB面
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
M 松本人志(52)、S 佐々木恭子アナ(43)、H ヒロミ(51)、O 乙武洋匡(39)
【発言内容】
(放送開始から1分15秒後)
「放送禁止用語の自主規制の厳しさ」についてのVTR明け
佐々木「まずちょっとズバリ聞きますけど、やっぱり息苦しいですか?今のこの風潮」
松本「あー、でも、そのなんか法の目をくぐってやる面白さっていうのももちろんあるんですけどね。ただ、たしかに増えていってるってのはちょっと問題ですよね。というかね僕は、個人差があっていいのかなって思うんですよ。僕が言ってもいいことと、他の人が言ったらあかんこと、この人ならいいやって、ねえ?個人的な部分があっていいのかなーっていう気はしますね」
と持論を展開
佐々木「まあその人が、誰が言うかによって、その」
松本「誰が言うかによるかなーって、なんでもかんでもダメって言ってしまうのは、もうただの言葉狩りなので、そのへんもうちょっと個人個人に自由度があったほうが面白いやろなーとは思うんですけどね」
話は乙武にも振られる
乙武「例えばコレ、テレビだけじゃなくって、新聞とかでも障害者の害の字をひらがなで表記する場面って増えてきたと思うんですよ」
「負のイメージを排するため」とのテロップ
乙武「これって、もちろんそのように感じる方もいれば、別になんとも思わない方もいる中で、なぜそういうクレームが来たら一律にそうしなきゃいけないのかっていうところに私は疑問を感じるんですね」
背が高いことが必ずしもプラスではないことに触れて
乙武「万人が、傷つかない言葉で放送することって、やっぱり私は不可能だと思うんですよね。その辺りの線引をどうするか、っていう辺りに関して、最近はそのラインがズルズルと手前になってきてしまっているのかなっていう印象は、受けますね」
佐々木「乙武さんご自身は、障がいの「がい」が平仮名にされるか、漢字かっていったらなにかこういやな思いとかありますか」
乙武「私は、漢字で表記をするようにしていて、むしろその障害者が、社会で生きてく上でたくさんの障害があると思っているので、害があるのは人間の側じゃなくて、社会の側にクリアすべき障がいがいっぱいあると捉えているので、私は漢字で表記をするようにしていますね」
松本「僕にはその障がいって言葉自体がどうなんだろうって思うとこはありますけどね」
(放送開始から4分後まで)