
6月22日放送された『有吉ゼミ』(日テレ系)潔癖症の男性達が集まって議論を交わした。
湿気が大嫌いな、元NHK子供番組の体操のお兄さんで知られている、佐藤弘道。カビ対策が異常なブレーカーズのギタリスト、SHINPEI。除湿・除菌グッズが大好きな元野球選手、元木大介。
彼らが自身の潔癖症エピソードを披露すると、会場からは非難ともいえる大きな声が上がっていた。
そんな中、特に際立っていたのは俳優の、石黒英雄だ。スーパーボーイグランプリを取り、『ごくせん』でデビューを果たした石黒。ぱっと見は、そんな潔癖症のタイプに見えないのだが、VTRが進んでいくごとに、周りの引き具合は半端ない物に。
まず、家には家族や友達も含め、2年前にエアコンの取り付けに来てくれた業者以外、家に入れた事がないという。朝起きると、まず始めるのが掃除機で部屋中を掃除すること。
それが終わると、お気に入りのノズルを付けて、家具の周りなども丁寧に掃除する。その後は、スチーマーでの床掃除。「菌を浮き上がらせる」のだそう。
最後にから拭きをして、朝の掃除は終了。から拭きも、浮き上がった菌を綺麗に拭き取るのが目的らしい。
その後は、キッチンや洗面所の隅々まで手持ちのスチーマーで掃除と、朝から3時間を掃除に費やすとのこと。
仕事でロケに行く時は、ホテルに滞在するのだが、その時も、まず始めるのが赤ちゃん用ウェットティッシュ(ノンアルコール)で、人が触っていそうな所は全部拭く。
それが終わるとマイバスタオルを出し、風呂場まで敷き詰めるらしい。とにかく「他人の菌に触りたくない」そうだ。マイバスタオルの数は、何と7枚。その風呂までの道は「イシグロード」と自分で呼んでるそうだ。
それでくつろぐのかと思いきや、TV等を観るためのリモコンはティッシュで包んで使うらしい。「番号とかは、最初に位置を覚えとくんです。そしたらティッシュで隠しても操作出来ます」という徹底ぶり。
「だって、誰が、どんな触り方してるか分からないじゃないですか!うえーって舐めてるかも知れませんよ?」と、そこまで想像するか?というくらいの徹底ぶりに、潔癖症として出演してる人たちも引き気味に。
潔癖症で知られている坂上忍にさえ「僕が言うのも何ですけど、アウトですね」と指摘されていた。
しゃぶしゃぶもダメらしく、「許せる友達ならOK」と言っていた。そこで、オアシズの大久保が「私だったら?」と質問したら、2人の位置は4、5m離れていたのだが「これくらいの位置なら・・・」と答え、「そんな大きな鍋あるか!」と出演者達に責められていた。
電車の吊革も持てず、その上にある棒を持って電車に乗ってるらしく「ストラップみたいになってる!」と有吉に指摘されていた。
その後、汚部屋のVTRが流れたのだが、「観てるだけで気持ち悪い」「水が、ちゃんとした水かどうか・・・」と本気で質問。
その様子を見ていた有吉は、その後、放送された元木やSHINPEIのVTRを観て、「こっちはギリギリ病的じゃないですよね?」といったコメントを聞いて「僕、病的ですか?」と心配そうに聞いていた。
アドバイサーの人が「公共の場に慣れてみませんか?」「昔は、誰が握ったか分からないおにぎりとか回ってきたりすることあったでしょ?」と聞くと「おにぎりは誰が握ったか、その人がちゃんと手を洗ってるか確認していた」と答え、アドバイサーまで困惑させていた。