
・テレビ発言
【放送日時】
2016/03/14
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
亀田大毅(27)、澤部佑(29・ハライチ)、吉村崇(35・平成ノブシコブシ)、関根勤(62)、足立梨花(23)、若林正恭(37・オードリー)
【発言内容】
(放送開始から31分後)
亀田三兄弟の次男、亀田大毅。
才能のある兄・興毅(29)、弟・和毅(24)に比べ、大毅だけができないことに腹をたてた父親(史郎(50))の『なんでお前だけ出来へんのや?』という一言が辛かったという大毅。
亀田「そんな状況にいると、ボクシングを始めて早々に『俺、才能ないんや』と気づいてしまうんです。これは意外かもしれませんが、僕は本来、絵とか本とか読むのが大好きなんです。だからなおさらボクシングには向いてないと思ってました」
亀田が描いた『弁慶』の絵が出る
足立「めっちゃ上手です」
亀田「僕が描きかました」
中略
亀田「でもボクシングをやらないといけない。いくら練習しても兄と弟に追いつけない。自分の才能のなさをとことん思い知らされる毎日が続きます。その結果こんな心境になります。次のページ」
関根「(次のページを見て)そりゃ当然だよな」
亀田「『ボクシングを辞めたい』」
澤部「そりゃ自然な流れですよ」
吉村「あったんですね?この時期が」
亀田「すごいですよ。もう…僕はボクシング辞めてるんですけど、最近までずっと辞めたいと思ってました」
澤部「世界チャンピオンになっても?」
亀田「うん、後で言いますね」
若林「マジですか?」
吉村「今日楽しみだよ、結構ストックあるよ?回収できる?」
澤部「どんどんたまってくから」
若林「子供の時からずっと辞めたかったんですか?」
亀田「終始辞めたい」
横山「『辞めたい』って言ったことはあるんですか?」
亀田「ありますけどね、それが今からなんですけど。はっきり言ってボクシングが大嫌いでした。辞めたくて辞めたくてしょうがなくなります。一度だけ『ボクシングを辞めたい』と父に言ったら、『なんで辞めるんや?』とボコボコにされたこともあります」
一同「えー!?」
中略
亀田「ボコボコっていうかね、こういう(両手で何回も殴る)感じじゃないんですけど、あの…なんかね、スパークリングでちょっとよくなかったんですよね。その人(相手)はそこまで強い選手じゃなくて、もうなんかダイエットで来てるような人なんですけどね。そういう人とちょっとやって負けたんですよ、僕が。『ここで負けたら俺、世界チャンピオンになられへんな。辞めるんやったら早いうちに辞めよう』と思って、親父に言ったんですよ。ほんだら、もう下で…もう多分ね、あれね…半泣きやったんですよね、親父もね。腹をこう殴って来たんですよ。これは多分もう…あんまり痛くないんですよ、思いっきりじゃ殴らない。でも(心に)伝わるもんはありましたね。『これはアカン』と。…てのがありました。でも、ボクシングを続けるのは正直本当に苦しかった。弱音を吐くこともありましたが、それでも僕は辞めることはしませんでした。なぜかと言うとこんな思いがあったからです。次のページ。『父と兄弟の夢を潰したくない』」
父と兄弟の夢は『3兄弟で世界チャンピオンになる』というものだった。
(放送開始から34分後まで)