
7月5日(日)放送の 『サンジャポ』(TBS系)で、テリー伊藤、ミッツ・マングローブ、堀江貴文らは”報道機関への圧力問題”について議論を交わした。この番組は、生放送でゲストによる政治や芸能ネタのタブーすれすれの発言をオンエアするのが話題である。
VTRでは自民党が6月25日、若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」に講師として作家の百田尚樹氏を迎えたことに対して、波紋を呼んでいることをあげた。また、自民党の大西英男議員が「マスコミを懲らしめるには広告料をなくした方がいい」と、メディア規制につながるはともとれる発言を繰り返したことについて、番組では議論に及んだ。
テリー伊藤は「厳重注意じゃなくて、なんで自民党は(大西議員を)辞めさせないの?」「安部さんね、本当に怒っているんだったら、さきほどの(大西)議員をクビにしないとダメだと思う。」と厳しいコメントを述べた。
また、大西議員が党から厳重注意を受けたことに関して、「だけど国民はわからないわけですよ。厳重注意だかなんだか。」とた。厳重注意という曖昧な処分に対し、議員として正当な処分を受けないことを批判した。
これを受けてデーブ・スペクターは、「ああいう空気を作った政権だって。みんなカルト信者みたいになっていて。勉強会じゃなくて、不勉強会ですよ。百田氏は歴史の作品を書いているのに歴史から何も学んでいないですよ。」とした。
今回の一連の”報道圧力”問題はあったものの、テリーは「テレビとかラジオとか、こんなことに屈せず、堂々とこれからやってほしいと思います。」と、“メディア規制”が論題であるだけに敏感になっているかと思いやいつもどおりの歯に衣着せぬコメントをした。