
【放送日時】
2017/03/20
【TV局】
日本テレビ系
【番組】
「月曜から夜ふかし~日本の大大大問題!春の一斉調査SP~」
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
マツコ・デラックス(44)、村上信五(35)、桐谷広人(68)
【発言内容】
株主優待だけで生活する桐谷さんは、自転車で爆走したり、家がゴミ屋敷だったりなど、一風変わった生活とそのキャラクターでこの番組で人気者となった。
今回は3日間密着して最近の桐谷さんの様子を追った。
数多くの株主優待を駆使し、せかせかと忙しげな生活を送る桐谷さん。今回も、中野から川口まで自転車で移動し優待券で買い物をする。次に映画館で株主優待で最新作”ラ・ラ・ランド”を鑑賞するも寝てしまい内容が分からないという。そんな桐谷さんだが、年間100本映画を鑑賞している。そこで桐谷さんが「寝ない映画3本」を紹介した。
(放送開始から1時間8分後から)
桐谷「つぎはですね、MOVIX川口というところで映画を見ます」
マツコ「ああ、一か所で済むからか、イオンモールは」
例によって映画は待ってくれない。そして桐谷さんは映画に遅れ、最初の部分を見れないことが何より嫌いなのだ
(桐谷さん走って映画館に向かう)
今日見た映画は話題作”ラ・ラ・ランド”
(映画館から出てきた桐谷さんに)
スタッフ「お疲れ様です。どうでした?」
桐谷「いやあ、大分寝ちゃいましてね」
マツコ・村上 爆笑
桐谷「いやー、1時間ぐらい寝てる間、何が起こったのかちょっと分かんないんで」
マツコ「何で最初見れないの嫌なんだろうな!」
スタッフ「アカデミー賞もいっぱいノミネートされてめちゃめちゃ話題作だったのに」
桐谷「凄いいい映画だと思ったんですけど、ちょっとよく分かんないですね」
村上「寝てるからや!」
映画の宣伝文句など一切感心がない。続け様にもう1本。今度は”素晴らしきかな人生”
スタッフ「お疲れ様です。何て映画観たんですか?」
桐谷「何て題でしたかね。題を忘れちゃった」
村上「マジ!?」
宣伝文句どころか、タイトルにも関心がない
とはいえ、桐谷さんは年間100本映画を観ている。
そこで聞いてみた。
”桐谷広人の寝ない映画ベスト3”
マツコ「ちょっと見たいね」
村上「見たいよな、これ」
桐谷「第3位はですね、”疾風スプリンター”というですね、自転車レースに命を懸ける男の、まああの物語なんですけどね。ローカルから出てってね、それであの、世界の舞台に出てって、世界一を争うという若者の、あのーま、ライバル関係だとか、そういう物語で。スピード感のある撮り方をしてるんですね、監督が。で、非常に良かったですね」
マツコ「へー」
桐谷「第2位は”人魚姫”ですね。中国のリゾート地にですね、開発しようというまあ、お金持ち達がいるんですけども、そこにイルカがいるからね、開発できないっていうね。それでイルカを追い払うために、嫌な音が出る機械を入れてね、イルカを追っ払って開発しようっていうんですけども。で、その人魚の中の美人の人魚はですね、開発業者をたらしこんで開発させないようにしようっていう。で、あの人間のふりをして送り込ませるやつなんですけどね。面白い上に最後じーんとくるんですよね。ま、人魚姫がそれほど美女でなかったのがちょっとガッカリですけど」
村上「一言、一言多いよ」
桐谷「ま、あれぐらいの美女なら許せるかなっていうぐらいの感じで、はい」
そして栄えある1位は
桐谷「去年の夏に観ました”トランボ ハリウッドに最も嫌われた男"っていうのが、これがあの一番良かったですね。映画の脚本を書いてる人なんですけども、赤狩りに遭いましてね、追放されちゃったんですね。誰かを売れば自分が助かるんですけど、もうそういうことはしなくて、ハリウッドから追放されたんだけども、自分の本名を隠して色々な名前で良い脚本を書いて、ま、”ローマの休日”も実は彼が書いてたんだっていうことを、その、死ぬまで黙ってたっていう。それで秘密だって言ってたその名前を貸してた人が死ぬ前に、”ローマの休日”は実は彼が作ったんだってことを明かして、で、その人の一生を描いた映画です。凄い感動的なね」
マツコ「実話なんだ」
桐谷「実際こういう生き方をしている人がいたんだと思ってね、びっくりしました」
(放送開始から1時間13分後まで)