
【放送日時】
2017/03/28
【TV局】
フジテレビ系
【番組】
「アレがあるから今がある~成功のきっかけ大追跡~」
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
田中美奈子(49)、平野ノラ(38)、設楽統(43)、日村勇紀(44)、、
【発言内容】
芸能人や有名企業社長の成功のきっかけを、当事者のインタビューや豪華キャストが登場する再現VTRで伝えるバラエティ番組。再現VTRではANZEN漫才みやぞん役を元プロボクサーの亀田大毅が演じるなどスタジオを騒然とさせた。平野ノラのデビューに関する再現VTRでは田中美奈子が出演。平野ノラのバブルネタを披露し、スタジオは沸いた。
(放送開始から33分後)
昨年バブルキャラで大ブレイク。2016年下半期だけでテレビ出演は何と150本以上。単独ライブのチケットは即完売するなど、乗りに乗る女芸人、平野ノラ38歳
平野「太眉・ソバージュ・肩パット」
しかし37歳まで全くの無名だったノラが、どうやってブレイクのきっかけを掴んだのか
平野「きっかけは、先輩のFさんに??って言われたのがきっかけで。あの一言があったから、バブルキャラが生まれたと思いますね。ま、尊敬も特にしてなかったんで、やっぱり尊敬してなかった分のギャップみたいなのもありましたし」
あるオーディションで、全く尊敬していなかった先輩Fの??があったから、平野ノラの今がある。果たして全く尊敬していなかった先輩Fとは誰なのか。
OLとして働いていたノラが、芸人の道に進んだのは31歳のとき
平野「色んなキャラとにかくやって、でもう迷子になっちゃって。日々悩んでましたね、ずっと悩んでました」
何が受けるのか全く分からずとにかく思いついたキャラを試しまくり。なぜかヘルメットをかぶったキャラまで
平野「皆さん。合コンで男を落とすのに、何が必要か分かるかしら・・・」
設楽「ちょっとブルゾンみたいなことやってんだね」
平野「私の方が先」
笑
このキャラには相当地震があったそうだがR13回戦で敗退
そしてデビューから3年。苦悩の末に生み出したのが・・・
平野(田中・声のみ)「同期の中でも最年長なんだから」
設楽「あー、なるほどね」
平野(田中・声のみ)「若い子と同じようなネタをやっても駄目だ。私、このキャラと心中するわ」
アンルイス・六本木心中
設楽「誰だ?え?」
平野に扮した田中美奈子が登場する
設楽「えーーー!」
嘘ー
平野「本物来ちゃった」
日村「凄い!本物だよ」
平野「本物来ちゃった」
アノバブルキャラの原型ともいうべきキャラクターが誕生
田中「今までの私・・・」
設楽「凄いね、再現が」
田中「Bye Bye 」
しかし、オーディションでネタを見せたところ
田中「ラン、ランララ、ランディ・バース」
設楽「いやいや」
日村「やらすんじゃないよ!ランディ・バースなんて」
笑
田中「続きまして」
審査員「ああ、もういいよ。そんなネタ、バブル世代にしか通用しないでしょ?」
設楽「へー、こんなこと言う人いるんだ」
審査員「それ見て子供が笑うと思う?」
設楽「まあまあ、そういう意見もあるか」
ダメ出しの嵐
平野「自分では面白いなと思ってたけど、中々こう認めてくれる人がいないから、常にどうしようかなってのはありましたね」
そして気が付けば、すでに35歳。バブルキャラもいまいちウケず、芸人としての限界を感じていたとき、全く尊敬していなかった先輩芸人Fの一言がきっかけで、あのバブルキャラが完成することに。
今から2年前、とあるネタ見せ番組のオーディションに向けた事務所内での選抜試験が行われた
田中「しもしも~」
日村 笑
田中「何とかここで結果を出さなきゃ」
そこで審査をしていたのが、全く尊敬していなかった芸人・先輩F、それがふかわりょう
ふかわ「ネタ、見せてくれる?」
平野「もう、ふかわさんは当時お笑いをされてなかったので、ふかわさんで分かるのかなって言う。芸風もそんなに好きじゃなかったですし。そもそもま、尊敬もしてなかったですし」
そして平野は複雑な思いを抱えながらネタを披露
田中「昭和サイコー!イエーイ! 平成なにやってるのよ、不景気か!」
笑
日村「や、めちゃめちゃやってるじゃん」
田中「そんなことより最近、武井壮って男よく聞くけど、百獣の王って言ってるけど、私、武井壮より強い男知ってるわよ。その名前は・・・マリリーン!長い髪をほどいて~♪」
田中「千代の富士!」
笑
田中「やっぱり今回もダメか」
と、そのとき
ふかわ「すごくいいと思う。そのキャラクター君に会ってるよ」
日村「その言い方。笑」
田中「えっ!?」
初めてバブルキャラが褒められた。そして
ふかわ「その、~昭和最高!~っていうキャラクターと、真摯に向き合ってたら、4年後素敵なことが起こるよ」
設楽「嘘。こんな言葉、預言者みたいだ」
平野「ほんとにそうなんですよ。4年後って言われて」
設楽「言ってたの?」
平野「ま、ホントに嬉しかったですし、やっぱりこれで間違ってないって。明日からこれで行こうって言う気持ちになれましたね」
設楽・日村「へーー!」
それ以降、平野は昭和を極めようと当時流行した言葉やブームなどを猛勉強
田中「バース・掛布・岡田・・・」
設楽「笑 これを練習。スゲーな、勉強してたんだ」
田中「抜けがあるからバックスクリーン三連発と」
そして、ふかわのアドバイス後初めてバブルキャラとして舞台に立ち、ブレイクのきっかけをつかんだ映像がこちら
平野「由美子?私よ!美奈子よ、美奈子!バブリー美奈子よお!私は全然変わってないわよ、そうよ。相変わらずこれモンで、これモンで、これモンよ!」
そこには、これまでの悩みが吹っ切れた、華麗に舞う平野の姿が。そしてふかわの一言から2年後
平野「やっぱ、マブイ女はソバージュでしょ!」
平野は大ブレイクを果たした
日村「スゲー」
そんな平野に恩人ふかわについて聞いてみると
平野「もうホントに、やるねえっていうの思いましたね。なんかけっこう線細い割には、ちゃんと核心ついてんじゃんていうのは」
日村「なんで上からなんだよ」
平野「ネタ見る目あるよねって言いたいですよね」
というわけで、オーディションで全く尊敬していなかった先輩・ふかわから言われた一言があったから今がある
日村「田中美奈子さんがやってくれてるんだよ!」
平野「いやもう、どうしよう!」
設楽「てか、この番組何なの?再現Vのさ、よくやってくれる人が、皆」
日村「結構、ガチでちゃんと練習されてるよな、ネタな」
平野「絶対されてますね」
日村「されてますよ。~ラン、ランララ、ランディ・バース
~とか」
(放送開始から41分後)