
りゅうちぇる(20)
【発言内容】
(放送開始から55分後)
8月15日放送の『坂上忍の好きか嫌いか言う時間』(TBS系)の中で、日本に住む一般の外国人から『日本の建前文化はいらない』という意見が出され、りゅうちぇるが賛成、坂上・哀川・デヴィ・綾部・吉田が反対の札を上げた。
りゅうちぇる「建前があって今の日本になってるじゃないですか。上の方を立てるみたいのも素敵だなって思うんですけど、皆が皆そうではないし、坊主も反省してるフリってマジ同感って思う、僕」
坂上「デヴィさんは、好きということですけれども」
デヴィ「日本の人達ってすごい傷つきやすいから、本当のことを言ってしまったら、その人の心が折れちゃうんじゃないかって思いやりでの建前もあるんですよね」
綾部「必要ですよね。じゃあこれ逆ですよね、多分ね」
デヴィ「逆なの?分かんないのよ」
坂上「吉田はどう思います」
吉田「建前がないと困りますね。僕のマネージャーが結構建前の無い奴で、手ごたえの無い収録をしてしまった時に、マネージャーに『今日ちょっとアカンかったな』って言うた時に『いやいや、そんなこと無かったですよ』って言って欲しいんですよ。ところが、俺のジャネージャーは『そうですね、プロデューサーも笑ってなかったですね』って。なんやお前ってなるから」
坂上「気遣いだよね」
また、坊主で謝罪を表現するという建前について、ドイツの一般外国人から『ナチスを思い出させ不快になる』との意見が出されたことに対してコメントした。ナチスの頃に、ナチスの軍人と関係を持った女性が丸刈りにされた歴史があり、坊主は自分のけじめのために行ったと言われても、それを連想してしまうとのこと。
坂上「でもさ、外国でナチスの時代の事を連想させてしまうって言い出したら、俺はキリがないと思うよ。だってさ、何でヨーロッパの人達が不快に思うからって、日本が丸坊主のシステムを変えなきゃいけないの」
ドイツの外国人「でも坊主ってそんなに素晴らしい事なんですか」
坂上「日本は高校野球だって頭剃るじゃないですか」
デヴィ「でもね私、彼女のアレもすごい良くわかる。悪いけど、あの女の子(AKB)の場合はジェスチャーだと思うから、私いやらしいなと思う」
坂上「いやデヴィさんね、あれジェスチャーっていうより、パフォーマンスも入ってますよ。本当に悪いなって気持ちもあれば、タレントさんとしてルールを破ってしまったから、皆がビックリするくらいのパフォーマンスで表したって、アレは別物だと思うし」
哀川「よくアメリカでさ、交通違反したら『私は飲酒運転しました』って背中に札付けてさ、高速道路掃除させられたりしてるんですよ。だからそれと近いものがあるんだよ、日本では」
中国の外国人「でも日本では坊主丸儲けって悪いイメージでしょ。わざわざ自分を悪いイメージにして謝罪するって言うのは分からないよ」
綾部「日本では子どもの時から、悪い事して反省したら坊主にするっていう風なことがあるんですよ、まず」
中国の外国人「イコール坊主が悪いってこと」
綾部「悪い事をしたら坊主にする、反省の意味を込めて丸めますっていう」
デヴィ「無になる。無って分かりますか?」
また、アメリカの一般外国人から『日本人は謝り過ぎ』との意見が出されたことに対してコメントした。『すいません』より『ありがとう』を増やした方が良いとのこと。
坂上「良いんじゃないの、すみませんの文化で」
哀川「すみませんで良いと思う。だから意味合いの問題だと思うよ」
坂上「だって謝んない奴らより、よっぽどマシだよ」
哀川「だからね、謝る程のものでもないんだよ。ちょっとすみませんっていうさ」
坂上「Excuse meじゃない」
デヴィ「ですからね、私日本語はね、世界で一番美しい言葉だと思う。まず辞書ね、英語の辞書の厚さこれ位、フランス語の辞書の厚さこれ位、日本語の辞書こんなですからね。もう日本語の数の多さ、それはやっぱり敬語だ謙譲語だ、色んな言葉がある」
横粂勝仁(35)「だから五・七・五の俳句で17文字で1つの世界を作れる。アルファベット17文字じゃ何も作れないじゃないですか」
アメリカの一般人「でも日本の場合は、喋ってる時に自分の立場を考えなくちゃいけないのは、ちょっとイラっとしますね。私この人より立場が低いかな?高いかな?ちょっと直して欲しいです」
坂上「あのね、アメリカ人に直して欲しいなんて言われる筋合いもねぇんだよ、こっちは」
(放送開始から63分後まで)