
7月20日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!&Qさま!!人生お勉強だ合体SP』(テレビ朝日系)に、タレントのヒロミ(50)が出演し、芸能界で失敗しないよう、自身が10年間芸能界を休業していた頃の体験を交えながら、現在活躍する芸能人達に失敗しない為の助言をした。
「僕がイケイケだったの知ってます?」と出演者達に語りかけ、その頃の最高月収は6000万、MCでのレギュラーが週に10本あったことを明かした。
勢いがあった事を証明するように関根勤(61)は「笑っていいともの”いいとも!”って、ヒロミだけやんなかったの」と話し、出演者達を驚かせ「抵抗があって最後まで1回もやらなかった」とヒロミも、その事実を認めた。
当時は、パワハラまがいの行為もしていたそうで、特に腹パンチが癖になってたらしく「SMAPの木村(42)は今でも僕に会う時に腹筋に力を入れる」と木村拓哉にまで腹パンチをしていたエピソードを語った。
本人には、そういう行為をしている自覚はなかったそうだが、同じグループのB21スペシャルのミスターちん(51)は「ヒロミの前に出ると声が出なくなった。医者に行ったらストレスと言われた」とパワハラを受けていた事をVTRで語った。
また、年下とは私生活では行動を共にせず、大御所とばかり付き合っていたと話し、年下から得られるものは何も無いとまで思っていた事も告白した。
それほどイケイケで思い通りに仕事が出来ていたヒロミも2004年にはレギュラー番組が0本になる状態に。その原因は”年下に敬遠されちゃったの”だったとし、そのフレーズを妻の松本伊代(50)のデビュー曲”センチメンタルジャーニー”のフレーズに合わせて歌い、ハライチ澤部佑(29)に「何故それが出来ていいともが出来ないんだよ!」とツッコまれる一幕もあった。
それまでやっていた自覚のない暴言やパワハラまがいの行為、後輩の面倒を見ない等が番組スタッフや後輩達の反感を買い仕事の量が減ったと分析した。
そこで教訓として”自分がされて嫌な事は人にしちゃ駄目”というのを、また妻の曲に合わせて”嫌な事、されちゃやだよね~”と歌い「オオカミからチワワになった」と関根を驚かせた。
そんなヒロミの教訓は”全ての人に感謝しよう””何時やめても良い覚悟で仕事をしよう””もっと遊ぼう”というもので、各々の自分のエピソードを交えて語った。全ての話を聞いた平成ノブシコブシの吉村崇(35)に「良い人間になりましたね」と言われて恥ずかしそうに笑う場面も。
最後に女優の高畑淳子(60)に「下の人と行ってるんですか?」と年下に誘われたら出掛けるのか聞かれると「100%行きます」とヒロミが今は後輩も大切にしている事を語った。
しかし、ハライチ澤部が「キャンプに行きましょう」とヒロミを誘うと「そういうの良いです」と断り「何で僕だけ?」と澤部を嘆かせて講義は終了した。