
7月20日放送の『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)に、歌手の長渕剛(58)が初出演した。登場時からハイテンションだった長渕は、番組のシンボルであるサイコロを見て「これをやってみたかったのよ!」と手放しで喜んだ。
最初のサイコロトークのテーマは”実は○○が苦手なんです”。このテーマに対し、長渕は「我慢するのが嫌なの。すっごく我慢するんです。でも、本当はめちゃめちゃ嫌」と答えた。
特に食べ物に対する我慢は辛く、中でもソフトクリームが大好きだが、ツアー中は節制しないと駄目な為、ソフトクリームと書かれた看板に敏感になるという。種類は絶対バニラだそうで、乳牛の居る所で食べるのが最高だとか。
次のテーマは”情けない話”。長渕は小さい頃、虚弱体質だったらしく、中学の時、運動をしなければと思いバスケ部に入部したらしい。
しかし、当時のバスケ部は人気のクラブで80名ほど部員が居た為、レギュラーの5人に入るには難しく、技術も無かった長渕は1年生の時は某乳酸飲料(ここでは商品名が語られている。以下表現同)作りに力を入れたという。
2年生になって、後輩が入ってきたのだが、虚弱体質の長渕は1年生に負け、再び某乳酸飲料作りに力を入れる事に。3年になっても後輩に追い抜かれたが、最上級生なので、ある日、自主的に後輩が某乳酸飲料を作ってくれる事になった。
しかし、その後輩の某乳酸飲料を飲んだ同級生が「不味いな、お前。某乳酸飲料は長渕だろ!」と言ってくれて嬉しかったという。卒業式の写真にも、やかんに入った某乳酸飲料を2つ持って写ったそうで、小堺一機(59)に「伝説の某乳酸飲料野郎」と言われると「その時から伝説好きだった」と嬉しそうに語った。
だが、そこには余り触れない事にしてるそうで「嫌な事でも3年続けたら本物だって言われる」と良い話にすり替えようとしていた。
最後のテーマは”これからやってみたい事”。「今は、目前の富士山のふもとっぱらに向かってますからね」と8月22日に開催される10万人のオールナイトライブに、気持ちが向かっている事を語った。
22日に決めたのは、11年前の桜島の時も22日であった事、22日は天気が良いという事が多いという事で決めたという。「徹夜でワーッと歌いたい!」と今から楽しみにしている様子がうかがえた。
また小堺の「喉とか強い方ですか?」の質問には「デビュー当時はボーイソプラノだった」と答え、喉が腫れた時に使う薬や70度くらいのアルコールを使ってブルースの似合う声を作ろうとしていた事を明かした。
しかし、それでも3、4日すると元に戻ったらしく九十九里まで2時間車を飛ばし、潮風を受けながら4、5時間叫んで今の声を作り出したという。その時「声帯って作れるんだな」と思ったそうだ。
小堺に最近ソフトクリームを食べているのか、8月のどこかで食べに行くのか聞かれると「今は、ソフト食いに行ってないです。陽が昇って、またな!って言って楽屋で食べます」と今からソフトクリームを食べるのを楽しみにしている事を語り、スタジオ内を笑いの渦にして番組は終了した。