おのののか、もし観光大使になってもおっぱい出さない

【放送日時】
2015/09/07

【TV局】
テレビ朝日系

【番組】
ビートたけしのTVタックル

【カテゴリ】
発言　失言

【発言者】
ビートたけし(68)、阿川佐和子(61)、おのののか(23)、大沢あかね(30)、ミッツ・マングローブ(40)、ヒロミ(50)、ユージ(27)、大竹まこと(66)、小島瑠璃子(21)

【発言内容】

9月7日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、三重県志摩市に突如現れた海女さん萌え～のご当地キャラ「碧志摩メグ(キャラ設定17歳)」について、秋葉原のオタク連中には大絶賛だったが、果たしてこれは女性蔑視のキャラクターなのか、それともクールジャパンを担うキャラクターなのか、スタジオ出演者たちが討論した。


(放送開始から約10分後)

たけし「えーこれはですね」
阿川「はい」
たけし「歴史認識をちゃんとしとかないといけませんですね、明治時代のヨーロッパの写真家が志摩の海女さんを撮った写真があるけど、全員、裸ですから」
ミッツ「そうなんですよね」
たけし「胸を出して」
阿川「でもちょっといろんなところを強調し過ぎているというか、セクシーモーションですよね」
おの「男性がそういう強調とか(胸のあたり)ここらへんが好きなのは分かるんですけど、ご当地キャラってみんなから愛されなきゃいけないキャラクターじゃないですか、子供からお年寄りまで。だからそれにエロを求めちゃいけないんじゃないかなって」
大沢「クールジャパンで萌えキャラを使っとけばもう、なんか間違いないだろう、みたいな流れが出来てるのが良くないですよね」
ミッツ「この町おこしの意図が海外とか、世界に対して海女さんの文化を発信するっていう触れ込みで、あのキャラをね、作ってるんでしょう」
大沢「あれを見て…あれを見て、うわっ、こんなのがいるんだって外国から来て、で、実際に(海女さんを)見て、あれ？みたいな」
大竹「お前、それ逆に失礼だろ」
大沢「いやいや、年齢と経験を重ねた女性だから出来る仕事じゃないですか(海女さんは)」
阿川「ユージさんはどうですか？」
ユージ「海女さんの文化自体は日本では知られてるじゃないですか。だから今更この海女さんを日本にPRしようっていう目的じゃじゃないと思うんですよ、もうそもそも海外に向けた何かPRを考えて、アニメになったんですね、実際、海外では日本のアニメって相当評価されてるんですね」
阿川「本当に一般のオタク文化だけじゃなくて…」
ミッツ「でも、ある程度の決まった一定の市場があるんじゃない？」
ユージ「確かに全員が好きなわけじゃないんですけど、ただ、全員が評価をしてる事は間違いないです」
阿川「海外に対してどういう風にアピールするか、そうなるとクールジャパンといえばアニメだなっていう、なんか短絡的なものの見方を…」
ヒロミ「秋葉原でだってものすごい人気だったもんね、今の(碧志摩メグ)ね」
ユージ「でも実際、海外でウケてるものっていうのは秋葉原で人気なものが多いんですね」
―中略―
おの「萌えキャラ自体はいいと思うんですけど、萌えキャラだけだったらいいんですけど、そこにエロを足す必要は全然なくて…」
ミッツ「でも萌えって悪いけどエロだもん」
おの「萌えイコールエロなんですか？」
ミッツ「そりゃそうでしょ」
おの「でもカワイイ…顔がカワイイから海女さんは、その顔に怒ってるんじゃなくて…」
阿川「おのさんはどうなんですか？」
ヒロミ「でも、おのさんもほら、ちょっとね、エロを…エロをね、こう、やってるわけじゃない？ほらほら、これなんかさ…」
(おのののかのグラビア写真が映る)
ユージ「(志摩市キャラクターの)碧志摩メグちゃんと一緒じゃないですか」
ヒロミ「これ、メグちゃんと照らし合わせたら、ほら…」
小島「一緒だ！」
ヒロミ「そんなに変わらないじゃん」
たけし「(おののグラビア写真を見て)おっぱいの間が、あの、赤ん坊のケツみたいな…ちゃんと、なってるじゃない」
(一同笑い)
おの「でも確かにこれは、一緒ですよ、ポーズとか強調してる部分も一緒ですけど、これは男性誌で…男性が見るもので、そういうグラビアっていうお仕事としてやってるものであって」
おの「メグちゃんは私と違って、みんなから好かれなきゃいけない」
小島「おのののかちゃんもじゃないですか？」
ヒロミ「おのののかちゃんだってみんなから好かれなきゃダメなのよ」
ミッツ「あなたこれでさ、エロを武器にさ、有名になった事でさ、ビールの売り子さんだってすごい有名になったわけじゃん」
おの「そうですね」
阿川「例えばおのさんが、志摩市からキャラクターになっていただきたいんですけどって言われたら、私はエロですからダメです、って…(断るんですか？)」
おの「そんな事ないです、その時は、その時に応じたお洋服を着て、ちゃんと隠すところを隠して…」
阿川「(グラビアのような)これでは出ない？」
ヒロミ「同じ格好では出ない？」
おの「(グラビアのような)こんな格好はしないですね」
たけし「(グラビアの格好)これで潜って、おっぱいでアワビ挟んで上がってくりゃな、相当いいなと思う…」
(一同笑い)
おの「そんな事したら怒られるんで…」
―中略―
志摩市の碧志摩メグちゃん(キャラクター)が17歳という設定を受けて
大沢「なんか、あの、日本の男性って何だろう？すごく…まぁ一部かもしれない、私の勝手な偏見になっちゃうかも知れないんですけど」
大沢「ちょっと、こう、ロリコンの気質があるというか」
阿川「それは偏見じゃないと思います」
大沢「そうですか、ありがとう…」
大沢「海外は、もっと成熟した女性がフィーチャーされるんだけど、日本って、若手が出てきたら、若手、若手、若手っていうの」
ヒロミ「それはお前、今のなんか、お前の気持ちじゃなねぇのか？」
大沢「ちょっと、ある(笑)」

(放送開始から約15分30秒後)