
【放送日時】
2015/09/14
【TV局】
テレビ朝日系
【番組】
ビートたけしのTVタックル
【カテゴリ】
発言 失言
【発言者】
ビートたけし(68)、阿川佐和子(61)、カンニング竹山(44)、大竹まこと(66)、西山茉希(29)、JOY(30)
【発言内容】
9月14日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、かつて歌舞伎町と言えば男の遊び場だったのに対し、最近では様々な風俗店などが閉店したり、また女性ダンサーが踊っているダンスパブに何故か女子会をやっている女性ばかりが客として集まっている事などを紹介し、男の遊び場に異変が起きている事についてビートたけし(68)やカンニング竹山(44)らが言及した。
(放送開始から約25分30秒後)
たけし「すごいね…昔は悪そうな店とかあったじゃない(今は)そういう怖さは全然ない」
阿川「ないんですか?」
たけし「昔はちょっとやばい…逃げろ!とかいうのはあったんだけど、そういうね…ちょっと繁華街ってそういう匂いがあった方が面白いとこがあるじゃない、そういうのが一切ない」
阿川「でも歌舞伎町ってやっぱり私たちの世代には女が行くもんじゃないっていう怖いイメージがあったけど…」
西山「映画館が出来た事がまず本当に大きかったと思うんですよ」
竹山「コマなくなってね、あれ(映画館)に変わった事がね」
西山「歌舞伎町に、たまに通りがかる時は、やっぱり怖い街のイメージで全然…何て言うんだろう、入ろうとも思わなかったですけど、あの映画館見つけてからはまた行きたいなって思う場所になったし、あそこで過ごしてみたいな…」
たけし「なんか怖かったけど全然面白かったよね」
竹山「面白かったですね、なんか風物詩がなくなりましたもんね、テレクラとかで…要は、1時間無料、800円、っていうのがずっと流れてたんですよ」
阿川「何ですか?それ」
竹山「テレクラの有名な店があって、ずっとアナウンスしてて、1時間無料、800円!1時間無料、800円!っつって、この言葉合ってるかどうか分からないんですけど、新宿の女は気が短いぞ!1時間無料、800円!っていうのがずっと流れてたり」
竹山「それ聞くと、ああ歌舞伎町だなって思ったりとか」
竹山「のぞき部屋みたいのも、若手の頃はみんなあそこ3,000円ぐらいで行けるので、チェーン店で飲んで、のぞき部屋行こうぜ、とか」
西山「のぞくのにお金払って終わりなんですか?のぞいて終わり…」
竹山「違う違う違う…こんなテレビで説明してもしょうがないけど」
(一同笑い)
竹山「のぞき部屋は、のぞき部屋みんな個室があるのよ、いっぱい、こう。店によって違うけど。そこで個室に1人でじっとこうやって、待ってるわけ」
竹山「で、ここの中に女性がいるわけよ。ここマジックミラーになってるの。女性が来て、ダンスかなんか踊るんだけど、なんかこう…ちょっとセクシーな格好するよね」
竹山「で、ここにね…店によって違うよ、上とか下に小窓があるのよ、小窓とか、貯金箱みたいなのがあってそこに1,000円入れると、その女の人が自分だけの前に来てこうやって脱いで、踊ってくれるのね」
竹山「それで下にパカッて…これ以上ダメか」
(一同笑い)
西山「路上でパンツを下してるって事?」
竹山「違う違う違う…それ店の中なの、ビルの中で」
JOY「路上ではやばい…路上ではやばいでしょ」
大竹「最初にのぞき部屋って言ったじゃない店の中だよ、店の」
竹山「そういう風俗の文化も大体、時代ごとに変わってきて、なくなったりするし」
竹山「あとコマ劇場の前なんかはよく、わけわかんない商売やる人がいて、一時期、殴られ屋ってあったじゃないですか、なんか何してるか分かんない人なんだけど…」
たけし「これも基本的には韓国映画だよな」
竹山「殴っていいですよ僕の事、みたいな」
たけし「これ韓国映画でこの映画、流行ったんだよ。これはボクサーなんだけど、酔っ払いが、結構殴りたいやつ…ボクシングの、やって、よけるんだけど、相手酔っぱらってるから、何発かでもうヘトヘトになっちゃうのよ。それで相手にしてくれて、いくらっていう」
たけし「1分大体ね、1,000円でね、1分殴れないから疲れちゃって」
阿川「ちゃんとグローブ、ボクサーのグローブして」
大竹「当時は話題になったよね」
竹山「そうですよね、いましたよねコマの前の広場」
大竹「あとさ、やっぱりこういうちょっと危ない感じっていうのはさ、ちょっと俺、必要だと思うんだよね」
大竹「ただそれは若い時にさ…これは東京はこんなに健全だけどさ、世界の街行ったら危険だらけでしょ、多少の危険負担、若いうちにさここ(歌舞伎町)でぼられたりさ、ちょっとコーヒー1杯5,000円ぐらい取られたりしないとさ、ちょっと危険が街にあるって事分かんないじゃない」
西山「飲食店やってるおじちゃんとかも、この間行った時は、最近歌舞伎町のおかげでお客さんがすごい出入りが増えたからありがたい、っていう風には言ってました」
大竹「だから、若い人…女の人がみんな金使ってるわけ。これどういう事かっていうと、高度経済成長時代はさ、中年のおやじが金持ってたの、金持ってたから歌舞伎町は行けたのよ」
阿川「本当におじさんがお金持たなくなっちゃったのかしら?」
大竹「おじさんが今もうだって、月3万円ぐらいの人が、小遣いね、自分の小遣い3万円ぐらいにして、子供とかに入れちゃうわけだから」
大竹「もう、ここ(歌舞伎町)に行くお金、もう本当になくなっちゃうわけよ」
(放送開始から約29分30秒後)