マツコ、最終回でロイドに「好きよ」

【放送日時】
2015/09/28

【TV局】
日本テレビ系

【番組】
マツコとマツコ最終回～さようならマツコロイド…最後のアンドロイド検証SP

【カテゴリ】
発言　失言

【発言者】
マツコ・デラックス(42)、天海祐希(48)、マツコロイド()

【発言内容】
9月28日放送の『マツコとマツコ最終回～さようならマツコロイド…最後のアンドロイド検証SP』(日本テレビ系)に、マツコ・デラックス(42)の親友で女優の天海祐希(48)がゲスト出演し、理想の老後を語った。また今回で最終回になった同番組で、最終的にマツコロイドとの関係を検証されていたのはマツコ本人である事が明らかになった。

(放送開始から約1時間42分後)

マツコと親友、天海祐希が、理想の老後を語った。
マツコ「(天海さんは)だってこんなキレイだけど、独り身よ」
天海「そうです、そうです。家に誰かがいるのが絶対にイヤなので」
ロイド「あら！」
マツコ「ハッキリ言うわねアンタってホントに！」
天海「だから1人でいるのが本当に幸せで、これが1番いい、ベストですね」
マツコ「でもだから、そういう話もホントにしてるもん」
天海「そうそうそう」
マツコ「独り身仲間のキョンキョン(小泉今日子)とかYOUちゃんとかあのへん、みんな近くに住んでね」
天海「連絡してみて」
マツコ「連絡しあってっていうのでも、よくない？」
天海「でもほら、1回、みんなでマンション1棟買いして、っていう話はした事があるんですよ」
マツコ「そうそうそう、だから同じ空間は無理だけど、マンション1棟買いして、各部屋を、それぞれが」
(客席、あ～～っ！)
天海「そしたら寂しくないんじゃない、ってね」
マツコ「そう！で、こう配線とかして何かあった時は他の部屋に知らせられるようなっていうのは言ってたのよね」
天海「みんなでそんな話して、それも楽しいねなんて言ってたんですよ」
マツコ「そうそう、そうそう」
マツコ「さっきミッツも言ってたけど、結局ね、この人も(天海)そうだけど(他人が)居たら居たで気を遣うのよ」
天海「あ、そうなんですよ」
マツコ「こういう考えの人の方が逆に気ぃ遣うのよ。大丈夫って人は、意外となんか人に迷惑かけても平気な人が多いのよ」
(客席、へぇ～～！)
マツコ「一緒に住める住める住めるって簡単に言える人って結局そんなに相手の事を深く考えなくても(一緒に)住めるから、住めるって言うのよ」
(客席、あ～～)
マツコ「んなもん(相手の事を)考え始めたら無理よ」
天海「私だから、同じ空間に居るとスゴい気を遣ってしまうんですよね、やめようやめようと思っても、それが出来ないから、だったら本当に1人で居たいし」
ロイド「1人の方が気楽」
天海「そう、気楽でいい、ですよね」
マツコ「それを寂しい話って取るか取らないかは、それぞれの考え方よ、って事」
天海「だから私たち、スゴい幸せだから、ね？」
マツコ「全然寂しくない」
天海「もう全然寂しくないの」
マツコ「1人でいる方が元気だもん」
天海「そうなの」
ロイド「…わかりました…」
天海「へへ」
マツコ「何よ～！」
天海「何かすごい、ちょっと…！」
(一同笑い)
―中略―
アンドロイドの未来を検証してきた『マツコとマツコ』しかし我々にはもう1つ、やり残した検証がある。
ロイド「この番組ってさ、アンドロイドのアタシを使っていろいろ実験してきたじゃない？」
マツコ「うん」
ロイド「でもね実は、アナタも実験対象になってたの。分かってた？」
マツコ「えっ？」
ロイド「あなたって自分そっくりのアンドロイドを造られて、いろいろ実験されるのを長期間(9か月間)観察されてたワケじゃない？」
ロイド「そういうのされてたのって、世界でただ1人の人間(アンタだけ)なのよ」
マツコ「うん」
アンドロイドを造られた人間(マツコ)の気持ちはどう変化するのか？最後は、マツコの感情の変化を検証する。昨年12月、初めての番組収録では…。
ロイド「マツコロイドですぅ～」
マツコ「なんか気持ち悪いコレ。アタシこんなんだろうなって思うとホンット腹立つ」
マツコ「なんでこんなの造ったのよ！ホント」
しかしその後、自らマツコロイドを遠隔操作するなど数々の実験を重ねたところ…。
マツコ「正直言うとアタシ、最初は似てないって思ったの。今はね似てる似てないの問題じゃなくて、違和感がなくなってきてる。前ほどアンドロイドと話してるって感覚はもはや、ない」
マツコ「こういう人と話してるって感じがする、うん」
そんなマツコの心情にさらに大きな変化が現れたのは、ナイツ(漫才コンビ)とマツコロイドが漫才をやった時。
マツコ「(ナイツとマツコロイドが漫才をやっているVTRを見た後)また恐怖心が出てきた。アタシには限界があるじゃない、自分で出来る事が。あまりにもアンドロイドが進化してしまうと、人間以上の事をもし表現出来るようになっちゃったら」
マツコ「本物の人間の価値は下がっちゃうなっていう恐怖」
ロイド「ねぇあんた、めっちゃ考えてるわね！」
(一同笑い)
アンドロイドが進化して1人歩きし、自分を超えてしまうかも知れない恐怖を感じ始める。その一方、スタジオで金魚すくいをやった時には…。
マツコ「あ～！行った！(マツコロイドの手が濡れてるのを見て)拭くわよ！」
ロイド「お母さんみたいで…すいません」
マツコ「手、ふやけちゃってるじゃないの！あんた、手、ふやけるのね！(笑)今まで以上にアナタに対して愛情が湧いてくるわ」
ロイド「あら、ありがとう」
マツコ「(ロイドの手を拭いてあげながら)これかわいそう、かわいそう」
ロイド「あら…(と、マツコが拭いてあげている手を振り払おうとする)」
マツコ「何で離れるのよ！」
まるで子供を愛する母親のような一面を見せたマツコ。
そして9か月経った今、マツコは、マツコロイドにどんな感情を抱いているのか？
ロイド「お疲れ様。最後の反省会。何、泣きそう？」
マツコ「いいえ、全く！」
(一同笑い)
ロイド「えぇ！？」
マツコ「別にいいわよ金輪際会えないって言われても。最後なんか、火祭りでもするかって思ってるもん。アンタを燃やしてみんなで囲って」
ロイド「何、火葬するの？アタシを」
マツコ「そうよだってこんなん、どうするのよ？(このアンドロイドを)未来永劫どうするの？ってずっと思ってるけど、別にいたらいたでいっか」
マツコ「アタシが死んでもこれ(アンドロイド)は残ってみんなからボコボコに蹴られりゃいっかって思ってるよ」
ロイド「いやボコボコって事はないとは思うけど」
マツコ「そんなもんよ人間なんて、あんた」
ロイド「そうかしら」
マツコ「人間の感情なんて身勝手だもん、そんなの。それはアナタにはないもんね」
ロイド「そうね、ないわね」
マツコ「だからアナタの方が信頼出来る部分があるとするなら、そこよね」
ロイド「…もう最後なんだけど」
マツコ「うん」
ロイド「アタシの事、今どう思ってる？」
マツコ「好きよ」
ロイド「ありがとう」
ロイド「じゃあさ、機会があったらまた、お会いしましょう。じゃあアタシ目を閉じたらね、もうシャットダウンして喋んないから」
ロイド「じゃあ皆さん、またお会いしましょう、私さようなら(と目を閉じる)」
マツコ「さようなら」
マツコ「…微妙に動いてるわね」
(一同笑い)
マツコ「…止まった？…あ、止まりました」
ロイドの声(ホリ)「…止まったみたい」
マツコ「喋っちゃってんじゃねぇかよ！！」
(一同笑い)

(放送開始から約1時間52分後まで)