
【放送日時】
2015/10/9
【TV局】
TBSテレビ系
【番組】
爆報!THE フライデー
【カテゴリ】
発言・失言
【発言者】
Y ヨネスケ(67)
【発言内容】
(放送開始から31分後)
千葉県市原市で生まれ育ったヨネスケは、父親が居ない母子家庭。父親が違う2人の姉と、父親が同じ兄の4人兄弟で育つ。魚の行商の仕事をしていた母親から「父は死んだ」と幼い頃から聞かされたという。
しかし、事実とは違っていたことを明かす。
ヨネスケ「オフクロが結婚していなかった。(自分は)『愛人の子』だって」
父親と母親が愛人関係の中で生まれたのがヨネスケだったのだ。23歳年上の長女が母親役、そして仕事で忙しい母親が父親役を演じる複雑な家庭環境で育つ。
その為、本当の父親を知らずに育ったヨネスケは、自ら家庭を作った時に戸惑いを感じる。
ヨネスケ「父親って威厳があってドンとしているのか、結構おふざけがいいのか、どうして良いのか分からない」
父親の振る舞いを知らず、子ども達と向き合えないなど、コミュニケーションが取れなかったのだ。
ヨネスケ「お面の時だって、子どもは『しょうがない親父だ』冷ややかだったと思うよ。子どもたちも、俺に相談したって何にもならない。離婚する前から、母子家庭だったと思う」
ヨネスケが家庭を避けるようになった理由を語る。
ヨネスケ「自分の家は、どうもズカズカ入っていけない。いつも家に帰る時はずっと緊張していました」
そして5年前に『ちょっと銭湯に行ってくるよ』と言って出かけたきり、そのまま別居。妻がそんなヨネスケに耐え切れず三行半を突きつけ、2015年3月に39年の結婚生活にピリオドを打つ。66歳の熟年離婚だ。
ヨネスケ「一番心が痛かったのは『お金ができる前 貧乏のほうが幸せだった』と未だに心に残ってますね。普通のサラリーマンと同じ生活だったら、笑いとか出来ないと思っていた。
家庭臭さを出さない、省みない。そういう所が芸人の粋と思ってた。いつも粋を追求してた。
女房としては、子どもたちの力になってもらいたいし、何の為に結婚したんだろうって、どんどん うっぷんが溜まってたと思う。
そういう事に対しては、本当に申し訳ないと思っています」
1985年に「突撃!隣の晩ごはん」で売れっ子リポーターになってから「父親失格」の道を歩み、家庭の事は妻に任せて省みなかったヨネスケは、39年間迷惑をかけ続けた罪ほろぼしに、これまで蓄えてきた全財産を妻に渡した。
現在6畳一間のマンションで一人暮らし。リアルタイムで相撲と野球観戦をし、テレビの前でガヤを入れるのが、再出発した芸人ヨネスケの唯一の楽しみである。
(放送開始から36分後まで)